7月9日に京都市東山区の大谷本廟にハスを見に行った後、東大路通を北に約7分歩き、安井金比羅宮(やすいこんぷらぐう)に参拝しました。
安井金比羅宮は、近年、多くの旅行者や観光客の方が訪れるようになっていますね。
海外からお越しの方の姿も見かけるようになり、国際的に知名度が高まってきているようです。
さんさんと日差しが降り注ぐ境内
安井金比羅宮には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約10分歩くと到着します。
市バスだと「東山安井」から南に徒歩約1分です。
東大路通に面する鳥居の前にやって来ました。

鳥居
鳥居には、「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」と記されています。
参道の提灯。

提灯
参道は、夏の日差しが降り注ぎ、日陰がほとんどないですね。
木々の緑が美しいですが、非常に暑く感じる参道です。

参道
参道では、夏によく見るキョウチクトウの花が咲いていましたよ。

キョウチクトウ
キョウチクトウを見ると、夏が真っ盛りだなと感じます。
大きな手水鉢で手を清めましょう。

手水鉢
竹筒から、ちょろちょろ流れる水を手にかけるとひんやりして気持ち良いですね。
縁切り縁結び碑と呼ばれている断叫の碑。

縁切り縁結び碑
本殿に参拝した後、形代に切りたい縁や結びたい縁などの願い事を書き、それを持ったまま中央の穴を表からくぐり、そして、裏からもう一度くぐります。
最後に形代を碑に貼ります。
表からくぐると良縁に結ばれ、裏からくぐると悪縁を切れると信仰されていますよ。
鳥居に「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」と記されていた理由が、この縁切り縁結び碑を見てわかることでしょう。
近年、参拝者が増えているのは、縁切り縁結び碑の噂が広まったからですね。
普段は、参道に数十人が列を作って待っているのですが、この日は列ができておらず、くぐりたい放題でしたよ。
さすがに夏の暑い日は、参拝者が少ないですね。
拝殿の前でお賽銭を入れ、鈴を鳴らします。

拝殿
そして、本殿の前に進みお参り。

本殿
本殿の北側には、末社がいくつかあります。

末社
上の写真の左側に写っている建物の中には、秋葉社、人丸社(ひとまろしゃ)、咡社(ささやきしゃ)があります。
秋葉社は、火伏せや火難除けなどのご利益を授けてくれ、人丸社は、文芸守護などのご利益を授けてくれます。
咡社は、不安・心配事の解決、ストレス解消のご利益があり、ストレス社会で生きる現代人ならお参りしておきたいですね。
なお、咡社への参拝方法は以下の記事をご覧ください。
工事中の絵馬堂。

工事中の絵馬堂
2027年まで工事は続き、金比羅絵馬館・チフーリ館になるそうです。
完成までまだ2年もありますが、どんな姿になるのか楽しみです。
そろそろ安井金比羅宮から出ましょう。
夏の安井金比羅宮は人が少なく落ち着いてお参りできました。
縁切り縁結び碑をくぐるなら、空いている夏がおすすめですよ。
なお、安井金比羅宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。