4月下旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮には、4月上旬にも桜を見に訪れています。
それから20日ほど経過し、そろそろ季節は初夏になろうとしています。
木々の緑や初夏の花が美しくなってきた
石清水八幡宮に行くには、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山頂に向かうのが便利です。
石清水八幡宮の神苑にやって来ました。
木々はすっかり緑色。

神苑
初夏らしい風景になっています。
神苑の南側に建つ清峯殿の前では、ノトキリシマが赤色の花を咲かせ満開になっていました。

ノトキリシマ
今の時期は、キリシマツツジをよく見かけますね。
参道では、ハナミズキも白色の花を咲かせ見ごろになっていましたよ。

ハナミズキ
木々の緑に混ざって真っ白い花が咲いていると、よく目立ちます。
参道を北に歩き、南総門をくぐります。
その先には、朱色が美しい本殿が建っています。

本殿
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿に祀られているのは、神功皇后(じんぐうこうごう)、応神天皇、比咩大神(ひめおおかみ)です。
厄除、開運のご利益が特に有名なので、災厄が降りかからないよう、そして、運が開けるようお願いしておきます。
本殿にお参りを済ませた後は、展望台へ。
展望台では、ヤマブキが咲いていましたが、花数が少なくなっており、見ごろを終えようとしています。

山吹
足元ではシャガも咲いていました。

シャガ
展望台に植わっているカエデは、若葉をたくさん付け黄緑色になっていましたよ。

展望台の新緑
山の上で見る新緑は、より美しく感じます。
周囲に建物がなく、青空がよく見えるからでしょうか。
展望台では、芝桜も咲いていました。

芝桜
赤紫色の小さな花がかわいらしいですね。
展望台の下へ。
ここでは、まだ八重桜が咲いていました。

八重桜
この八重桜は、イチハラトラノオでしょうか。
ツツジも、徐々に花数を増やしていますね。

ツツジ
見ごろを迎えるのは、4月末頃でしょうか。
裏参道から下山します。
そして、一ノ鳥居近くにある放生池にやって来ました。
池の中央では、藤が紫色の花をたくさん咲かせ見ごろを迎えていましたよ。

藤
藤まで距離がありましたが、甘い香りがほのかに漂ってきます。
藤に限らず、初夏は、様々な花から甘い香りがしますね。
この時期は、甘い香りに誘われて、いろんなところに出かけたくなります。
この後は、神應寺に参拝します。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。