12月中旬に本満寺に紅葉を見に行った後、東に約7分歩き、下鴨神社に参拝しました。
下鴨神社は、糺(ただす)の森と呼ばれる自然林に鎮座しています。
その糺の森は、京都市内で最も紅葉するのが遅く、毎年12月上旬から中旬に見ごろを迎えます。
そのため、今年最後の紅葉狩りに糺の森を訪れる人も多いですね。
しみじみとした色付きのモミジ
糺の森には、京阪電車の出町柳駅から北西に約5分歩くと到着します。
入り口付近に植わっているカエデは、日差しを浴びて真っ赤に色づいていました。
上の方の葉は散っていますが、まだ見ごろを保っていますね。
糺の森に入ります。
今年の京都の紅葉は1週間ほど遅れていましたが、糺の森の紅葉は例年と変わらず、12月中旬に見ごろを迎えていますね。
入り口付近には、紅葉橋が瀬見の小川に架かっており、その周囲では、黄色やオレンジ色に染まったモミジがいっぱいありました。
糺の森は、全体的に日陰になりやすいためか、真っ赤に紅葉するカエデは少なく、ほとんどがオレンジ色になります。
糺の森を北に向かって歩き、鳥居と楼門をくぐって下鴨神社の舞殿の前にやって来ました。
舞殿には、今年の干支の辰の絵馬がまだ掲げられていますね。
しばらくしたら巳年の絵馬に交代することでしょう。
舞殿の後ろの中門をくぐり、自分の干支の守り神にお参り。
そして、次に本殿にお参りをします。
楼門から東に向かう参道ができていました。
そう言えば、この辺りは以前に工事をしていましたが、この参道を造るための工事だったんですね。
参道の先には、新しい建物が建っています。
この建物は、禮殿(らいでん)といい、祈祷所となっています。
ぴかぴかの建物で祈祷を受けるとご利益がありそうですね。
再び糺の森に戻ります。
休憩処さるやの近くに架かるあけ橋のたもとに植わっているカエデは真っ赤な色づき。
紅葉が見ごろの最盛期を迎えていますね。
糺の森の中、馬場を南に向かって歩いていくと、垂水(たるみ)があります。
垂水の周りには黄色い落ち葉。
なんとも神々しい風景でしたよ。
垂水の近くには、鴨社神宮寺旧跡・竜ヶ池があります。
中に入るには、拝観料1,000円が必要ですが、外から少し窺うことはできます。
竜ヶ池の周囲も、しみじみとした色に紅葉していますね。
こちらも、真っ赤に色づくカエデは少なそうです。
馬場をさらに南に歩き、紅葉橋付近に戻って来ました。
紅葉橋の近くのカエデは、非常に背が高く、枝垂れ桜のように紅葉が天から降り注いでいるようでしたよ。
地面には、落ち葉がいっぱい敷き詰められ、晩秋のもの悲しさが漂っていました。
糺の森の紅葉は、12月中旬に見ごろを迎えていました。
この様子だと12月25日まではきれいな紅葉を見られそうです。
年を越す紅葉も多そうですね。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。