12月中旬に京都市上京区の本満寺に参拝しました。
本満寺には、立派な枝垂れ桜が植えられており、毎年3月末頃に大勢の参拝者で賑わいます。
それ以外の季節は訪れる人が少なく静かですね。
境内には、カエデも数本植えられており、まだ紅葉が残っているのではないかと思い、訪れた次第であります。
イチョウの黄葉が見ごろ
本満寺には、地下鉄の今出川駅から東に約14分歩くと到着します。
京阪電車だと、出町柳駅から北西に徒歩約10分です。
寺町通沿いにある本満寺の入り口の前にやって来ました。
晴天で清々しいですが、雲の浮かび方が冬の到来を感じさせます。
参道わきに建つ妙見宮の近くの紅葉は、終わりが近づいていました。
まだモミジは残っていますが、干からびたように色が茶色くなってきています。
山門をくぐります。
左を向くと枝垂れ桜。
枝だけですが、背が高く存在感がありますね。
塀際の紅葉は、まだ見ごろを保っていますね。
半分近く葉を散らしていますが、透明感のある赤色がとても美しいです。
お堂の前では、ピンク色のサザンカがたくさん咲いていました。
本満寺は、四季を通して様々な花を見られます。
足元には、花弁がたくさん散っていましたが、1月くらいまでは咲いているのではないでしょうか。
参道を東に進みます。
参道わきの紅葉も見ごろを保っていますね。
今年の京都の紅葉は1週間ほど遅かったこともあり、12月中旬でも、まだきれいな紅葉を見られるところが残っています。
それでは本堂にお参りをしましょう。
境内の南側は駐車場になっていて、そこには鐘楼が建っています。
鐘楼越しに見る紅葉にも味わい深さを感じますね。
また、駐車場には、立派なイチョウが1本植わっており、こちらは黄葉の見ごろが最盛期といった感じでした。
青空の下で見るイチョウは、光り輝いているような美しさがあります。
境内の東側の塀際に植えられているカエデも、紅葉が見ごろでした。
枝を切ったのか、少し小ぢんまりとしていますが、赤色のモミジがきれいでしたよ。
そろそろ本満寺から出ることに。
私が本満寺にいる間、訪れる人は全くいませんでした。
周辺は住宅街ということもあり、境内は静寂で、物音に邪魔されることなくお参りできましたよ。
紅葉は12月20日までは見られると思います。
イチョウの黄葉は、もうちょっと長い期間楽しめそうですね。
この後は、糺の森に紅葉を見に行きます。
なお、本満寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。