12月上旬に京都府八幡市の石清水八幡宮に紅葉を見に行った後、近くの神應寺(じんのうじ)に参拝しました。
神應寺は、男山の中腹に建つお寺で、境内には多くのカエデが植えられています。
そのため、晩秋になると紅葉を見ることができます。
紅葉時期は遅めで、12月に入ってから参拝した方が、きれいな紅葉を見られます。
紅葉する男山
神應寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅から南に約3分歩くと到着します。
石清水八幡宮の一の鳥居から細い道を西に少し歩くと、神應寺の山門が現れます。
いかにも、ここから山中に入るといった感じであります。
山門をくぐると急な石段が目の前に。
この石段を上がるのが一苦労であります。
それでも、この時期は、杉の間から見える紅葉が美しく、休みながら石段を上れば、それほど疲れませんね。
男山の中腹まで登ると、神應寺の境内があります。
山門からここまで来るのに約5分ですね。
休まずに石段を上れば2分くらいです。
境内は良い具合に紅葉していました。
正面に見えるのは本堂です。
石段近くの鐘楼越しに見る紅葉も美しいですね。
頭上には、そろそろ冬の到来を思わせるような青空。
紅葉が真っ赤であります。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂にお参りを済ませた後は、細い道を歩いて山の奥に向かいます。
山の紅葉を見ながら歩くのは爽快。
やって来たのは、杉山谷不動堂です。
こちらは、神應寺の奥院になります。
屋根が個性的な不動堂にもお参りをしましょう。
不動堂の南側に建つ観音堂の戸が開いていたので、こちらにもお参り。
観音さまもしっかり拝んでおきましたよ。
杉山谷不動堂の紅葉も良い具合に赤くなっていましたが、まだ木の下の方に青葉が残っています。
上は赤色、下は緑色になっているのがおもしろいですね。
まるで、ネムノキの花のようです。
山の中の紅葉は、街中で見る紅葉とは違って見えます。
全身が真っ赤になるのは、実は不自然なことなのかもしれません。
山の中のカエデは、日が当たる部分だけが紅葉し、それ以外の葉は緑色のままなんですね。
そして、上の方の真っ赤なモミジが散ると、下の方の葉が赤くなっていくのでしょう。
男山のふもとに戻って来ました。
神應寺の駐車場わきのカエデはオレンジ色になっていました。
その向こうには、朱色が鮮やかな鳥居が立っています。
神應寺の紅葉は、12月上旬に見ごろを迎えていましたが、これからもっと赤くなっていきそうでした。
紅葉の見ごろは、12月15日頃まで続きそうです。
この後は、善法律寺に紅葉を見に行きます。
なお、神應寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。