10月初旬に京都市東山区の大将軍神社に参拝した後、三条通を東に約7分歩き、粟田神社(あわたじんじゃ)を訪れました。
粟田神社は、粟田山の中腹に鎮座しています。
京の七口の一つである粟田口の近くにあることから、昔から旅の安全を祈願するために参拝する人が多い神社です。
夏が残る境内
粟田神社には、地下鉄の東山駅から東に約5分歩くと到着します。
三条通に面する粟田神社の入り口。
東隣には、近年開業したTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelが建っています。
ここ何年かの間、京都はホテルの建設が相次いでおり、新しいホテルをよく目にします。
一方で、閉館するホテルや旅館もあり、寂しく感じることもありますね。
参道わきには、この辺りが粟田焼発祥の地であることを示す石碑が立っています。
参道では、モミジアオイの大きな赤色の花が咲いていました。
以前にも、ここでモミジアオイを見ていますね。
境内へと続く石段の脇は、緑がいっぱい。
まだ、サルスベリも咲いており、夏の景色が残っています。
石段を上りきり、左を向くと拝殿が建っています
境内も夏が続いていますね。
まずは自動式の手水へ。
近づくと自動で水が流れるので、手と口を清めましょう。
以前は、手水鉢にたくさんのアヒルが浮かんでいたのですが、コロナ禍での役目を終え、2023年末に引退したそうです。
それでは、木々に囲まれた本殿にお参りをしましょう。
本殿には、建速素盞嗚尊(たけはやすさのおのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)を主祭神として祀っています。
建速素盞嗚尊は厄除、大己貴命は縁結びのご利益を授けてくれると信仰されていますね。
境内の北側には展望台があります。
この日は、やや霞んでいましたが、遠くの山まで見えました。
こうやって見ると、京都市内は、低い建物ばかりだとわかりますね。
境内の南側にある宝物殿へ。
宝物殿は無料で拝観できますよ。
鹿置物が妙に印象に残っています。
他にも、刀などが展示されていますよ。
粟田神社に参拝した際は、宝物殿にも入っておきたいですね。
宝物殿から出ると、境内に粟田神社と書かれたのぼりが立っていることに気づきました。
青空を背に見る赤色ののぼりは目立ちますね。
粟田神社では、毎年10月に粟田祭が行われます。
2024年は、10月12日の夕方から15日までが粟田祭の期間となっています。
13日の夜には、粟田大燈呂などの巡行も見られますよ。
お時間がある方は、ぜひ、粟田祭を見に行ってください。
この後は、仏光寺本廟に参拝します。
なお、粟田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。