8月上旬。
京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
この時期の下御霊神社では、白色と赤色のサルスベリの花が見ごろを迎えます。
真夏は暑くて日中に歩くのは大変ですが、今回は夕方に下御霊神社を訪れたので涼しかったです。
紅白のサルスベリ
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から西に約7分歩くと到着します。
地下鉄の丸太町駅からだと、東に徒歩約8分です。
寺町通に面する下御霊神社の鳥居の前にやって来ました。
夕日が朱色の鳥居の隅を照らしていますね。
鳥居の奥に建つのは正門で、屋根の下には龍の彫り物がありますよ。
鳥居と正門をくぐり境内へ。
境内の中央に拝殿が建ち、その手前に白色のサルスベリが斜めに伸びています。
白色のサルスベリは、たくさんの花を咲かせ見ごろを迎えていました。
夕日に照らされたサルスベリは情緒がありますね。
拝殿越しに見る本殿。
それでは本殿にお参りをしましょう。
本殿には八所御霊が祀られています。
八所御霊は非業の死を遂げた人々の霊であり、平安時代には神社に御霊として祀ると災厄が降りかからないと信仰されていました。
現在の本殿は、天明の大火(1788年)の後、寛政2年(1790年)に仮皇居の賢所(かしこどころ)旧殿を下賜されたものです。
赤色のサルスベリは、境内の北側に植えられています。
赤色のサルスベリもたくさんの花を咲かせ見ごろを迎えていますね。
でも、夕暮れ時とあって写真が薄暗くなり、空を背景に撮影しても、あまり赤色が鮮やかにはなりませんでした。
日が長い夏とは言え、午後6時前になると、さすがに日差しが弱くなりますね。
夕日に照らされた本殿と日陰の拝殿。
夏の夕暮れ時らしい景色であります。
再び、白色のサルスベリのもとへ。
白色の花は、幹の下の方にも咲いていて見やすいです。
最後に境内を眺めて、下御霊神社から出ることに。
夕方の境内を見ると、夏の終わりのような雰囲気が漂っていますが、京都の夏はまだまだ続きます。
下御霊神社のサルスベリは、8月中は見ごろを保っていると思います。
この後は、京都御苑にサルスベリを見に行きます。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。