清水寺で見ごろを保つサツキ・2024年

5月末に京都市東山区の大谷本廟に参拝した後、東に約10分歩き、清水寺を訪れました。

この時期の清水寺は、仁王門の近くに植えられたたくさんのサツキが花を咲かせます。

大谷本廟のサツキが、ほとんど終わっていたので、清水寺のサツキも終わりが近づいていそうですが、せっかく近くまで来たので立ち寄ることにしました。

まだきれいに咲いていたサツキ

清水寺には、京阪電車の清水五条駅から東に15分から20分ほど歩くと到着します。

市バスだと「清水道」で下車して東に徒歩約10分です。

清水寺に向かい場合、清水坂や五条坂を上って行くことになりますが、どちらも観光客で大混雑していて、なかなか前に進めません。

五条坂からだと、途中で茶碗坂に入ると、人が少なくなるので歩きやすいですね。

もっと混雑しにくいのは、大谷本廟の墓地の道です。

ほとんど人が歩いていないので、楽に清水寺の入り口まで行けますよ。

墓地から清水寺に入ると、休憩処にやってきます。

入り口付近

入り口付近

そして、休憩処から左に歩いていくと、茶碗坂の突き当りに到着します。

茶碗坂の突き当りには、きれいに刈り込まれたサツキがたくさん植えられています。

残念ながら、ここのサツキはほとんど花が咲いておらず見ごろを終えていました。

見ごろを終えたサツキ

見ごろを終えたサツキ

でも、茶碗坂の突き当りの一段高い場所に植えられているサツキは、まだ半分くらいが見ごろを保っていました。

仁王門とサツキ

仁王門とサツキ

これだけ咲いていれば、まだまだ華やかですね。

仁王門の隣の石段を上り、西門(さいもん)の下にやって来ました。

祥雲青龍の後ろのサツキも、ピンク色の花をたくさん咲かせ見ごろを保っていましたよ。

祥雲青龍とサツキ

祥雲青龍とサツキ

西門と一緒に見るサツキ。

西門とサツキ

西門とサツキ

石段を上り、西門の前にやって来ました。

ここからは、京都の西側を一望できるのですが、この日はあいにくの曇り空で、あまりきれいな眺めではありませんでした。

西門からの眺め

西門からの眺め

境内の北側にある参道にやって来ました。

こちらの参道沿いにもサツキが植えられていますが、花数は少なくなっていました。

新緑がきれいであります。

新緑とサツキ

新緑とサツキ

北側の参道は、歩いている人が少ないですね。

無人の参道とサツキ

無人の参道とサツキ

仁王門付近は、国内外からの旅行者で、ごった返していたのですが。

その大混雑する仁王門の前を通り過ぎ、三重塔の下にやって来ました。

こちらにも、十一重石塔が立つ辺りに多くのサツキが植えられています。

十一重石塔とサツキ

十一重石塔とサツキ

十一重石塔の近くには筆塚もあり、その前のサツキがまだ見ごろを保っていました。

筆塚とサツキ

筆塚とサツキ

京都を歩くアルバムさんの以下の記事によると、清水寺の筆塚は、江戸時代の書家の大久保芳広のものだそうです。

この日は天気が良くなかったのですが、大勢の旅行者や観光客の方たちが清水寺を訪れていました。

やっぱり清水寺は人気がありますね。

清水寺のサツキは、6月7日頃までは咲いていると思います。

この後は、円山公園にサツキを見に行きます。

なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊


7月の京都。 それは祇園祭の季節です。 祇園祭は、7月17日と24日の山鉾巡行が有名で、この2日だけが祇園祭と思われがちですが、実は7月1日から31日まで1ヶ月間行われています。 なので、7月に京都を訪れると、何かしらの祇園祭の行事を観覧できます。 しかし、祇園祭の日程や見どころを何も知らずに7月に京都を訪れても、なかなか祇園祭を楽しむことはできません。 そこで、今回の記事では、祇園祭の日程と見どころを紹介します。