3月中旬に京都市東山区の大谷祖廟に参拝した後、北隣にある円山公園を訪れました。
円山公園は、春の桜が人気ですが、2月から3月にかけて梅の花を見ることもできます。
そろそろ梅は終わりが近いのではないかと思いましたが、まだ咲いている梅があるのではないかと期待しながら円山公園に入りました。
少しだけ残った梅
円山公園は、京阪電車の祇園四条駅から東に約8分歩くと到着します。
八坂神社の境内を抜けるのが近道ですね。
大谷祖廟の北門を出ると、円山公園の南東に入ります。
道路を北東に向かって歩いていきます。
円山公園は東西に長い公園で、東側は東山のふもとにあたり、少し高くなっています。
木々に囲まれた登り坂を進んでいきます。
そして、開けた場所にやって来ると、梅が数本密集して植えられた場所にやって来ました。
しかし、梅は、もうほとんど終わっていました。
残念ですね。
枝先には、まだちらほらと咲いている白い花が残っていましたが、もう終了ですね。
ということで、円山公園の中を西に向かって歩くことに。
東から西の池に向かって流れる小川。
小川のほとりにも紅梅が植えられていますが、こちらも、ほとんどの花が散っていました。
池の近くまでやって来ました。
池の周囲の木々には、まだ葉が付いておらず、冬が続いていますね。
池のほとりの灯籠付近に植えられている紅梅は、先ほど見た梅よりも、花数が多かったです。
遅咲きの品種のようで、八重のピンク色の花が青空に映えていましたよ。
池の西側に植えられている祇園枝垂れ桜は開花前。
祇園枝垂れ桜の例年の開花時期は3月下旬です。
今年は、いつ見ごろを迎えるでしょうか。
池のほとりの枝垂れ柳は、垂れ下がった枝に若葉をつけ始めていました。
3月中旬の京都は冬に逆戻りしたかのような寒さでしたが、枝垂れ柳の新緑を見ると本格的な春に向かって、季節が着実に進んでいるのを感じますね。
3月中旬の円山公園は、人が少なめでした。
これから桜が開花すると、きっと大勢の旅行者や観光客の方が訪れることでしょう。
梅がほとんど終わっていたのは残念でしたが、晴天だったので、気持ち良く円山公園を散策できましたよ。