12月上旬に最勝院に紅葉を見に行った後、南に約10分歩き、京都市山科区の日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)に参拝しました。
日向大神宮は、山の中にあることから参拝する人が少なく、境内はいつも静かです。
カエデが数本植わっており、晩秋に紅葉を見られるのですが、その時期でも人が増えることがないですね。
輝く紅葉
日向大神宮には、地下鉄の蹴上駅から南に少し歩き、左手の山の入り口にある石造りの鳥居をくぐって10分ほど歩くと到着します。
緩やかな上り坂が、だらだと続くので少々しんどいですが、道は舗装されているので歩けないような山道ではありません。
日向大神宮の石段の前にやって来ました。
青空を背景にカエデが赤色やオレンジ色に紅葉しています。
きれいに色づいていますね。
石段脇では、十月桜も咲いていましたよ。
石段を上り神明鳥居の前にやって来ました。
この木造りの鳥居は味わい深いものがありますね。
鳥居をくぐって拝殿を過ぎると、外宮があるのでお参りをしましょう。
外宮の後ろの紅葉も、今年は色づきが良いですね。
12月に入って葉が少し散っていましたが、まだ紅葉は十分に見ごろを保っています。
橋の上には、散ったモミジ。
秋が終わりに近づき、冬の気配を感じさせる光景であります。
橋の奥に石段があり、その上に内宮があるので、こちらにもお参りをしましょう。
内宮の前から、先ほど見た橋の近くの紅葉を眺めるのがおすすめです。
ここからだと、逆光になるので、紅葉が輝いて見えます。
写真撮影は難しいですが、日差しを浴びた紅葉はとてもきれいであります。
肉眼でじっくりと見ておきたいですね。
石段の下から見え上げる紅葉。
手前のオレンジ色の紅葉は、そろそろ終わりが近づいていました。
2日ほど早く訪れていれば、もっとたくさんのモミジを見られたでしょうね。
再び、入り口の石段下に戻って来ました。
ここの紅葉が、この日最もきれいでした。
手水舎の屋根と一緒に見ると、晩秋の神社らしさを感じますね。
12月上旬の日向大神宮は、普段と変わらず人が少なめでした。
自動車の音も聞こえず、静かに紅葉狩りできましたよ。
春になると石段下で枝垂れ桜が咲くので、その頃に参拝するのもおすすめですよ。
この後は、粟田神社に紅葉を見に行きます。
なお、日向大神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。