秋晴れの日に参拝した要法寺・2023年

10月末に大将軍神社に参拝した後、北に約5分歩き、京都市左京区の要法寺(ようぼうじ)を訪れました。

要法寺は、日蓮宗のお寺で、三条通の少し北に境内を持っています。

三条通から見えにくいためか、大きなお寺にもかかわらず参拝者はいつも少ないですね。

清々しい秋晴れの境内

要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から東に約5分歩くと到着します。

要法寺の西門前にやって来ました。

西門

西門

外からでも、境内が静かなことがわかります。

西門をくぐって境内へ。

境内

境内

左に開山堂、右に本堂が建ち、それらの頭上には秋の空が広がっていました。

なんとも清々しい秋空であります。

本堂の両前に植えられている三春滝桜は、紅葉している葉が見られるようになってますね。

三春滝桜

三春滝桜

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の前には、清涼池があります。

清涼池

清涼池

7月には、カモの親子がおり賑やかでしたが、鴨川への引っ越しを終えた後は、カメしかいなくなり静かです。

清涼池の東側に建つ鐘楼。

鐘楼

鐘楼

立派な鐘楼で、中の梵鐘が外からだと見えません。

鐘楼と一緒に見上げる秋空も爽やかですね。

寺務所の玄関前に置かれている鬼瓦。

鬼瓦

鬼瓦

この鬼瓦は、かつて本堂の屋根の東端に据えられていたものです。

本堂の屋根を見上げると、今は別の鬼瓦が取り付けられているのが見えますが、写真だと小さすぎてわかりませんね。

本堂

本堂

秋空の下の境内。

秋空と境内

秋空と境内

要法寺が現在地に定まったのは、江戸時代中期で、それ以前は中京区の寺町二条にありました。

寺町二条の前は、綾小路堀川にあり、それ以前は、上行院と住本寺という2つのお寺でした。

天文法華の乱(1536年)で2つのお寺は、大坂の堺に避難し、その後、京都に帰ってきてから合併し要法寺となっています。

清涼池の上には、大きな白雲が浮かんでいますね。

白雲

白雲

さすがに10月末になると、夏によく見る入道雲は見られなくなっています。

開山堂の上にも、雲が浮かんでいましたが、青空が見え、爽やかな秋空でしたよ。

開山堂

開山堂

10月末の要法寺は、参拝者がいませんでした。

普段から人が少ないので、広々とした境内で心を落ち着けるのに良いお寺です。

この後は、檀王法林寺に参拝します。

なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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