10月13日に下御霊神社にフジバカマを見に行った後、北西に約10分歩き、京都御苑内の閑院宮邸跡(かんいんのみやていあと)を訪れました。
閑院宮邸跡も、藤袴祭の期間はフジバカマが植わったプランターが並べられます。
京都御苑には頻繁に行っていますが、閑院宮邸跡に入るのは久しぶりですね。
玄関と庭園で咲くフジバカマ
閑院宮邸跡は、地下鉄の丸太町駅を出て、丸太町通を東に約3分歩き、間之町口(あいのまちぐち)から京都御苑に入ってすぐの場所にあります。
入り口には、立派な門が建っており、その奥に閑院宮邸跡の建物があります。
玄関では、フジバカマが咲いていました。
白っぽい小さな花が無数に咲いていますね。
玄関から建物内に入ります。
まずは署名をし、そして靴を脱いでスリッパに履き替えます。
閑院宮邸跡では、最近、床に映る景色が人気を集めています。
今は、庭園の緑が床に映っていますよ。
上手に撮影すれば、もっと床みどりがくっきりと撮れるのですが、私の腕ではイマイチですね。
11月になれば、庭園が紅葉し、床もみじも撮影できますよ。
襖越しに見る庭園の池。
閑院宮邸跡は、京都御苑の歴史などを紹介したパネルが展示されています。
また、ガイドの方の説明を聞くこともできますよ。
拝観は無料なので、京都御苑を訪れた際は閑院宮邸跡にも入っておきたいですね。
なお、月曜日は休館です。
中庭の景色。
青々とした芝生に1本だけ木が植えられています。
このような質素な中庭も、落ち着きがあって良いものですね。
建物から外に出て、庭園を散策します。
庭園の木々は、まだ緑色ですが、日差しが弱くなってきており、少しずつ秋が深まっているのがわかります。
庭園の中央北側にフジバカマが並んでいました。
ここのフジバカマには、チョウがたくさんやって来ていましたよ。
こちらは、アオスジアゲハです。
庭園の遣水(やりみず)のほとりにもフジバカマが植わったプランターが置かれていました。
水の流れと一緒に見るフジバカマも風情がありますね。
庭園のフジバカマを見終えたので、閑院宮邸跡から出ることに。
閑院宮邸跡の北側のイチョウ並木が西日を受け、黄緑色に光っていました。
このイチョウ並木は、11月中旬になると金色になり、とてもきれいな姿を見せてくれますよ。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。