伏見桃山城でひっそりと咲くヒガンバナ・2023年

10月上旬に京都市伏見区の明治天皇伏見桃山陵を訪れた後、北に約7分歩き、伏見桃山城も訪れました。

伏見桃山城は、豊臣秀吉が築いた伏見城ではなく、昭和にキャッスルランドという遊園地に建てられたお城です。

キャッスルランドは、すでに廃園となっていますが、現在は公園となり伏見桃山城の天守閣もそのまま残っています。

秋めいてきた伏見桃山城

伏見桃山城には、近鉄丹波橋駅、または、京阪電車の丹波橋駅から東に15分から20分くらい歩くと到着します。

坂道を上って行くので、ゆっくり歩くと、もっと時間がかかるかもしれません。

駐車場を過ぎると、櫓門が現れます。

櫓門

櫓門

お城らしい入り口であります。

石段を上り櫓門の前にやって来ました。

櫓門越しに見る天守閣

櫓門越しに見る天守閣

門越しに天守閣が見えますね。

城内は、芝生が敷かれ、木もたくさん植えられています。

城内

城内

この日は曇り空でしたが、晴れていると清々しい気分になりますよ。

足元では、ヒガンバナが咲いていました。

2本の彼岸花

2本の彼岸花

伏見桃山城では、ヒガンバナが木や芝生に隠れるようにひっそりと咲いています。

天守閣の北側に植えられている木は、少し紅葉していました。

天守閣の北側

天守閣の北側

京都は、9月まで最高気温が30度を超える日が続いていたのですが、10月に入ると一気に涼しくなりました。

そのためか、木々の葉も、急激に紅葉し始めているような気がします。

木の下でも、ヒガンバナが数本咲いていますね。

彼岸花

彼岸花

城内の南側にやって来ました。

カエデと天守閣

カエデと天守閣

カエデ越しに見る天守閣。

カエデも、葉が緑色からオレンジ色に変化し始めています。

このまま順調に冷え込んでいけば、きれいな紅葉が見られそうですね。

伏見桃山城の天守閣は、耐震性が心配されることから、現在は近づけなくなっています。

そのためか、壁や屋根は、たくさんの葉に覆われ始めていました。

壁を覆う葉

壁を覆う葉

このままだと、天守閣全体が葉で覆われてしまいそうです。

見上げる天守閣。

見上げる天守閣

見上げる天守閣

屋根の向こうに太陽があったことから、天守閣の上部が輝いて見えました。

以前は、石垣に上れたのですが、今は階段の前にカラーコーンが置かれ近づけなくなっています。

石垣

石垣

10月の伏見桃山城は、人がほとんどおらず、静かに城内を散策できました。

ヒガンバナは、10月12日頃までは見られそうですよ。

また、伏見桃山城は紅葉の名所でもあるので、11月中旬以降に訪れるのがおすすめです。

伏見区に紅葉狩りで訪れる際は、ぜひ、伏見桃山城にも立ち寄ってください。

この後は、栄春寺に参拝します。

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