10月上旬に京都市伏見区の明治天皇伏見桃山陵を訪れた後、北に約7分歩き、伏見桃山城も訪れました。
伏見桃山城は、豊臣秀吉が築いた伏見城ではなく、昭和にキャッスルランドという遊園地に建てられたお城です。
キャッスルランドは、すでに廃園となっていますが、現在は公園となり伏見桃山城の天守閣もそのまま残っています。
秋めいてきた伏見桃山城
伏見桃山城には、近鉄丹波橋駅、または、京阪電車の丹波橋駅から東に15分から20分くらい歩くと到着します。
坂道を上って行くので、ゆっくり歩くと、もっと時間がかかるかもしれません。
駐車場を過ぎると、櫓門が現れます。
お城らしい入り口であります。
石段を上り櫓門の前にやって来ました。
門越しに天守閣が見えますね。
城内は、芝生が敷かれ、木もたくさん植えられています。
この日は曇り空でしたが、晴れていると清々しい気分になりますよ。
足元では、ヒガンバナが咲いていました。
伏見桃山城では、ヒガンバナが木や芝生に隠れるようにひっそりと咲いています。
天守閣の北側に植えられている木は、少し紅葉していました。
京都は、9月まで最高気温が30度を超える日が続いていたのですが、10月に入ると一気に涼しくなりました。
そのためか、木々の葉も、急激に紅葉し始めているような気がします。
木の下でも、ヒガンバナが数本咲いていますね。
城内の南側にやって来ました。
カエデ越しに見る天守閣。
カエデも、葉が緑色からオレンジ色に変化し始めています。
このまま順調に冷え込んでいけば、きれいな紅葉が見られそうですね。
伏見桃山城の天守閣は、耐震性が心配されることから、現在は近づけなくなっています。
そのためか、壁や屋根は、たくさんの葉に覆われ始めていました。
このままだと、天守閣全体が葉で覆われてしまいそうです。
見上げる天守閣。
屋根の向こうに太陽があったことから、天守閣の上部が輝いて見えました。
以前は、石垣に上れたのですが、今は階段の前にカラーコーンが置かれ近づけなくなっています。
10月の伏見桃山城は、人がほとんどおらず、静かに城内を散策できました。
ヒガンバナは、10月12日頃までは見られそうですよ。
また、伏見桃山城は紅葉の名所でもあるので、11月中旬以降に訪れるのがおすすめです。
伏見区に紅葉狩りで訪れる際は、ぜひ、伏見桃山城にも立ち寄ってください。
この後は、栄春寺に参拝します。