西本願寺のペットボトルキャップアート・2023年

7月上旬に東寺にハスを見に行った後、北東に約10分歩き、京都市下京区の西本願寺に参拝しました。

西本願寺では、夏になると境内にハスが植わったプランターが並べられます。

数は少ないですが、ハスの花が広々とした境内に彩を添えてくれます。

ハスはつぼみ

西本願寺には、京都駅から北西に約10分歩くと到着します。

まずは、境内の南側にある唐門を見ていきましょう。

唐門

唐門

西本願寺の唐門は、国宝三唐門の一つに数えられていることから、その装飾はいつ見ても豪華に感じます。

唐門を見た後は、堀川通に向かって開く御影堂門(ごえいどうもん)から境内に入ります。

御影堂門

御影堂門

御影堂門の先には、大きな御影堂が建っているのでお参りをしましょう。

御影堂

御影堂

参拝者は、御影堂の中に入ってお参りすることもできますよ。

御影堂の前に植えられている逆さイチョウは、全身が深緑色。

逆さイチョウ

逆さイチョウ

この姿を見ると、そろそろ梅雨が終わり夏が始まろうとしているのを感じます。

そう言えば、先ほど東寺ではセミが鳴いていました。

セミの声を聞くと、梅雨が明けたような気持になりますね。

境内からは、梅雨明けを思わすような青空が見えました。

境内

境内

でも、京都の梅雨はまだ明けていません。

御影堂の北に建つお堂は、阿弥陀堂です。

横から見た阿弥陀堂

横から見た阿弥陀堂

御影堂と阿弥陀堂はつながっているので、御影堂にお参りをした後は、廊下を歩いて阿弥陀堂にもお参りをしておくと良いでしょう。

さて、お目当てのハスですが、境内の北側に建つ本願寺ブックセンターの前で見られます。

本願寺ブックセンター前のハス

本願寺ブックセンター前のハス

ハスが植わったプランターが5つ置かれていますが、まだ、花は咲いておらず、つぼみが膨らんでいるだけでした。

ハスのつぼみ

ハスのつぼみ

そろそろ咲いているだろうなと期待したのですが、残念でした。

ペットボトルキャップアート

ハスのつぼみを見ていると、その後ろにペットボトルキャップアートが展示されているのに気づきました。

ペットボトルキャップアート

ペットボトルキャップアート

2023年は、浄土真宗の開祖の親鸞聖人が誕生して850年であり、また、立教改宗800年の年でもあります。

そのため、慶讃法要記念事業として、九州地区の子ども会が協力してペットボトルキャップアートを製作したとのこと。

各地区で分担して製作した部分をつなぎ合わせ、縦横3.6メートルの1つの絵として完成したペットボトルキャップアートは、お互いのことを知らない子どもたちが、親鸞聖人の絵を製作することを通じて、つながりあっていることを実感してもらい、仏縁の輪を広げることを目的としているそうです。

この絵を作るために使用したペットボトルキャップは、約1万個であり、重量にすると25kgになります。

展示後は、ペットボトルキャップを回収業者に引き渡し、リサイクル素材に換え、売却することによりJCV(世界の子どもたちにワクチンを 日本委員会)に寄付されるそうです。

本願寺ブックセンターの近くから南東に目をやると、阿弥陀堂門の向こうに京都タワーが見えました。

京都タワーと阿弥陀堂門

京都タワーと阿弥陀堂門

古い建物と近代的な建物が一緒に見られるのも、京都の特徴ですね。

西本願寺に参拝した際は、ぜひ、ペットボトルキャップアートもご覧になってください。

この後は、東本願寺にハスを見に行きます。

なお、西本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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