5月初旬に京都市左京区の永観堂のツツジを見た後、南に約3分歩き、南禅寺に参拝しました。
南禅寺には、1ヶ月前に桜を見に来て以来になりますね。
前回の参拝からあまり日が経っていないですが、そろそろ境内の新緑がきれいになっているだろうと思い、再び訪れることにしました。
三門周囲の新緑
南禅寺には、地下鉄の蹴上駅から北東に約7分歩くと到着します。
今回は、永観堂から南禅寺に向かったので、北側にある大寂門をくぐって境内に入りました。
大寂門から続く参道わきには、湯豆腐屋さんがあり、ちょうど昼時とあり、中に入っていく方がいらっしゃいました。
南禅寺の境内は、予想したとおり、カエデの若葉がきれいな黄緑色になっていました。
北側から見た三門。
横から見ると、三門は平べったく見えますね。
正面から見た三門はこんなに雄大です。
カエデの葉の緑と青空が、とてもきれいですね。
黒色の三門を背景に見る新緑は、より鮮やかな黄緑色に見えます。
三門をくぐります。
柱の向こうにも、黄緑色の世界が広がっていました。
初夏らしい景色ですね。
この日の南禅寺は、ゴールデンウィーク中ということもあり、旅行や観光で訪れた方の姿が見られましたが、桜や紅葉の時期と比べると閑散としたものです。
嵐山や清水あたりは、大混雑し問題となっていますが、南禅寺はオーバーツーリズムの影響はありません。
旅行で京都に来られた方には、ぜひ、南禅寺界隈を観光してもらいたいですね。
法堂と水路閣周囲の新緑
法堂(はっとう)の前の新緑もきれいであります。
法堂の天井には、龍が描かれているので、こちらも忘れずに見ておきたいです。
それでは、法堂にお参りをしましょう。
法堂の北側の僧堂に植えられている桜は、すっかり緑色に変わっていました。
1ヶ月前には薄紅色の花がいっぱい咲いていたのですが。
まるで遠い昔のことのように思えます。
玄関の奥の山は、緑色や黄色の葉で覆われていますね。
境内の南側に建つ水路閣の近くも、新緑がきれいでした。
水路閣は、いつもながら観光客の方に人気で、記念撮影をしている人が多かったです。
お寺の中にこのような近代建築があるのは、不思議な光景ですから、皆さん写真撮影をしたくなるのでしょう。
三門の南側にある天授庵でも、新緑が見ごろを迎えているようです。
塀からは、日差しを受けた青葉があふれるように出ていましたよ。
5月初旬の南禅寺は、境内一面が新緑に包まれていました。
カエデの新緑は6月までは楽しめますが、できることなら5月中に見ておきたいですね。
この後は、粟田神社に新緑を見に行きます。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。