4月中旬に京都府八幡市の神應寺に参拝した後、北に約10分歩き背割堤を訪れました。
背割堤は、約1.4kmに渡って桜並木があり、3月末から4月上旬にかけて、多くの旅行者や観光客が訪れます。
私も、3月の終わりに桜を見に背割堤を訪れています。
背割堤は、桜が咲いている期間が最も美しいですが、花が散った後の新緑の桜並木もきれいです。
緑いっぱいの背割堤
背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅から北に約7分歩くと到着します。
木津川に架かる御幸橋を渡って、背割堤の入り口にやって来ました。
桜の花は完全に散り、すっかり初夏の景色に変わっていますね。
あれだけたくさんいた観光客も、どこかへ行ってしまい、ほとんど無人の状態です。
桜並木の新緑を見ながら堤防の上を歩いていきます。
桜に混ざってハナミズキも植えられており、遠くからだと、ハナミズキの白色の花が、まだ桜の花が残っているように見えます。
堤防の芝生の上で、ミケネコが寝転がっていました。
動かないので、ちょっと近づいてみると、芝生の下に逃げて行ってしまいました。
背割堤の西の端まで歩いてきました。
ここから見る桜並木がきれいなんですよね。
薄紅色の花が咲いている姿もきれいですが、新緑の姿も爽やかで、見ていて気持ち良くなります。
芝生も青々としてきれいですね。
桜並木と青空と一緒に見ると、芝生がより美しく見えます。
それにしても、のどかな風景であります。
桜が咲いている時期よりも、今の方が、のんびりとできるので、散歩するにはおすすめです。
背割堤の北側の遊歩道は、特に人が少ないです。
時折聞こえてくるウグイスの声も、せわしい日常から解放してくれます。
緩やかに曲がる遊歩道と芝生の斜面。
芝生には、桜が木陰を作っています。
遊歩道も陰になっているので、歩いていて涼しいです。
入り口に向かって、しばらく歩いていくと、開放的な場所に出ます。
どこまでも続く青空と桜の新緑をいつまでも眺めていたいですね。
見上げると、白色のハナミズキがいっぱい咲いていました。
こうやって見ると、ハナミズキも桜も、あまり変わりませんね。
背割堤の入り口に戻って来ました。
入り口近くには、さくらであい館の展望塔があるので上ってみましょう。
桜が咲いている時期は有料ですが、それ以外の時期は無料で上れます。
展望塔から背割堤の桜並木を見下ろします。
空気がかすんでいたので、遠くは白っぽくなっていましたが、1.4km続く桜並木は、やっぱり見事ですね。
初夏の背割堤は、訪れる人が少なく、静かに散歩できました。
都会の喧騒から解放されたい方は、ぜひ、新緑がきれいな時期に背割堤を訪れてください。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。