3月下旬。
京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、桂川、宇治川、木津川が合流して淀川になる三川合流地点にある堤防で、約1.4kmに渡りソメイヨシノが植えられています。
ソメイヨシノが一斉に満開になった光景は見事の一言で、毎年、その美しい桜風景を見るため背割堤を訪れています。
入場料100円が必要になった
背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅(いわしみずはちまんぐうえき)から北に約10分歩くと到着します。
普段は、10分もかからずに背割堤に到着するのですが、桜の季節は歩道も車道も混雑するので、場合によっては10分以上かかるかもしれません。
御幸橋を渡り、背割堤の入り口にやって来ました。
2023年から背割堤さくらまつりの期間は、運営協力金として入場料100円が必要となりました。
なお、今年の背割堤さくらまつりは、3月25日から4月9日までです。
入り口で、透明な箱に100円玉を入れると、「背割堤さくらまつり」と書かれたシールがもらえます。
これが、入場証明書になるようです。
運営協力金は、警備員の配置や仮設トイレの設置、桜の保護・育成などの目的に使われます。
背割堤は広いので、仮設トイレの設置は助かりますね。
背割堤は、一方通行になっており、行きは堤防の上を歩き、帰りは堤防の下を歩きます。
堤防の上は、両脇に植えられている桜が満開となり、薄紅色のトンネルができあがっていました。
入り口付近は、人がたくさんいるので写真撮影しにくいです。
でも、西に向かって歩くにつれて人が減り始めるので、写真を撮りやすくなります。
とは言え、今年は背割堤にお花見に来た人の数が非常に多かったです。
メディアでも宣伝されるようになったこと、新型コロナが落ち着いてきたこと等が理由でしょうね。
海外からお越しの方も、たくさんいらっしゃいましたよ。
青空と満開の桜並木
堤防の西の端までやってきました。
ここから堤防の北側に移動し、満開の桜並木を眺めます。
青空の下で見る満開の桜は、その美しさがより際立ちます。
堤防の南側から眺める桜並木も見事です。
ほとんどの人は、南側の遊歩道を歩きながら入口へと帰っていきます。
見上げる桜並木。
芝生の緑、空の青、その間に薄紅色の桜。
心地良い眺めであります。
再び、堤防の北側に移動。
北側の遊歩道は人が少ないので、こちらを歩く方がおすすめです。
芝生の斜面に上がって、桜の傘の下に入るのも気持ちが良いですよ。
どこまでも続く満開の桜並木。
この日は、空がややかすんでいたので、奥の山がくっきりとは見えませんでした。
それでも、桜を間近で見る分には、影響はありません。
入り口の近くまで戻って来ると、堤防の南側に「さくらビュープレミアムシート」が設置されていました。
さくらビュープレミアムシートは、2,000円で2時間利用できます。
ローソンやミニストップで予約できるそうです。
入り口近くには、露店もたくさん並び賑やかでした。
さくらまつりというにふさわしい盛り上がりです。
入り口に戻って来ました。
満開の桜の向こうに見えるのは、さくらであい館の展望塔です。
背割堤さくらまつりの期間は、展望塔に上るのに300円が必要です。
見下ろす満開の桜並木は圧巻ですよ。
背割堤では、さくらまつりの期間、Eボートに乗って宇治川から桜を観賞することができます。
Eボートの乗船は1,000円です。
また、3月30日からは、さくらであいクルーズも行われ、1,500円で屋形船に乗ることもできますよ。
背割堤の桜は、3月末までは見ごろを保っていそうです。
4月2日でも、ギリギリ見ごろを保っているかもしれません。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。