梨木神社の参道で咲く白梅・2023年

3月上旬に京都市上京区の廬山寺に参拝した後、寺町通を挟んで西側に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)にも参拝しました。

梨木神社は、秋の萩や紅葉がきれいな神社です。

3月には、あまり見るものがないのですが、せっかく近くに来たので、立ち寄っていくことにしました。

冬の景色が残る境内

梨木神社には、地下鉄の今出川駅から南東に約7分歩くと到着します。

京都御苑の中を歩いていくのが近道ですね。

廬山寺の山門を出た正面に梨木神社の駐車場があるので、そこから境内に入ることに。

駐車場を抜けると、神門の前にやって来られるのが便利です。

神門

神門

神門をくぐると、正面に拝殿が建っています。

拝殿

拝殿

拝殿の近くのカエデは、枝だけの状態で、まだ冬の姿をしています。

拝殿の後ろには本殿があり、その近くに植えられていた萩は、全て刈り取られ、すっきりとしていました。

本殿

本殿

それでは、本殿にお参りをしましょう。

祭神は、幕末の公卿の三条実万(さんじょうさねつむ)とその子の三条実美(さんじょうさねとみ)です。

三条実万は、今天神と称されるほど賢かったと伝えられていますから、頭が良くなるようにお願いしておきましょう。

参道わきで咲く白梅

神門から参道に出ます。

参道

参道

参道も、まだ冬の景色であります。

参道の少し西には、佐女牛井(さめがい)、県井(あがたい)と並んで京都三名水に数えられる染井(そめい)があります。

染井

染井

染井は、100円を納めると汲むことができますよ。

まろやかな口当たりで、飲みやすい水です。

染井の南側には、茶室があり、2022年7月にCOFFEE BASEが営業するようになっています。

COFFEE BASE

COFFEE BASE

染井で淹れたコーヒーを召し上がれますよ。

私が、梨木神社に参拝した日も、数人の方がCOFFEE BASEでコーヒーを召し上がっていました。

参道の東側には、白梅が1本植えられています。

白梅

白梅

この時期に梨木神社に来ることがなかったので、今まで白梅が植えられていることに気づきませんでした。

見上げる白梅。

白梅の枝先

白梅の枝先

そろそろ散り始めており、見ごろが終わりへと向かっていました。

社務所前の手水鉢にも、清らかな水が流れ出ています。

手水鉢

手水鉢

鳥居をくぐって外に出ます。

鳥居

鳥居

そして、参道を振り返ります。

まだ、しばらくの間、冬が続きそうな景色ですね。

この後は、南に約7分歩き、下御霊神社に梅を見に行きます。

なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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