3月上旬に京都市上京区の廬山寺に参拝した後、寺町通を挟んで西側に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)にも参拝しました。
梨木神社は、秋の萩や紅葉がきれいな神社です。
3月には、あまり見るものがないのですが、せっかく近くに来たので、立ち寄っていくことにしました。
冬の景色が残る境内
梨木神社には、地下鉄の今出川駅から南東に約7分歩くと到着します。
京都御苑の中を歩いていくのが近道ですね。
廬山寺の山門を出た正面に梨木神社の駐車場があるので、そこから境内に入ることに。
駐車場を抜けると、神門の前にやって来られるのが便利です。
神門をくぐると、正面に拝殿が建っています。
拝殿の近くのカエデは、枝だけの状態で、まだ冬の姿をしています。
拝殿の後ろには本殿があり、その近くに植えられていた萩は、全て刈り取られ、すっきりとしていました。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
祭神は、幕末の公卿の三条実万(さんじょうさねつむ)とその子の三条実美(さんじょうさねとみ)です。
三条実万は、今天神と称されるほど賢かったと伝えられていますから、頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
参道わきで咲く白梅
神門から参道に出ます。
参道も、まだ冬の景色であります。
参道の少し西には、佐女牛井(さめがい)、県井(あがたい)と並んで京都三名水に数えられる染井(そめい)があります。
染井は、100円を納めると汲むことができますよ。
まろやかな口当たりで、飲みやすい水です。
染井の南側には、茶室があり、2022年7月にCOFFEE BASEが営業するようになっています。
染井で淹れたコーヒーを召し上がれますよ。
私が、梨木神社に参拝した日も、数人の方がCOFFEE BASEでコーヒーを召し上がっていました。
参道の東側には、白梅が1本植えられています。
この時期に梨木神社に来ることがなかったので、今まで白梅が植えられていることに気づきませんでした。
見上げる白梅。
そろそろ散り始めており、見ごろが終わりへと向かっていました。
社務所前の手水鉢にも、清らかな水が流れ出ています。
鳥居をくぐって外に出ます。
そして、参道を振り返ります。
まだ、しばらくの間、冬が続きそうな景色ですね。
この後は、南に約7分歩き、下御霊神社に梅を見に行きます。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。