2月中旬に京都市下京区の西本願寺に参拝した後、北東に約15分歩き、菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)を訪れました。
菅大臣神社は、菅原道真の邸宅跡と伝わる地にあり、本殿にはその菅原道真が祀られています。
学問の神さまである菅原道真を祀る神社には、多くの場合、梅が植えられていますね。
菅大臣神社にも、数本の梅が植えられており、そろそろ花が咲き始めている頃です。
開花した白梅
菅大臣神社には、地下鉄の四条駅、または、阪急電車の烏丸駅から南西に約10分歩くと到着します。
西洞院通に面する菅大臣神社の鳥居の前にやって来ました。
鳥居をくぐって参道へ。
私が菅大臣神社にやって来たころから、パラパラと雪が降り出し、境内が薄暗くなっていました。
参道を東に進み、本殿の前にやって来ました。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
頭が良くなるように祈願しておきます。
菅原道真は、大宰府に左遷させられる時、以下の歌を詠みました。
東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春なわすれそ
すると、邸宅に植えられていた梅が大宰府まで飛んで行ったと伝えられています。
その飛梅伝説の地が、ここ菅大臣神社がある地で、本殿の左前には、飛梅と呼ばれる梅が植えられています。
残念ながら、この日は、飛梅は咲いていませんでした。
枝垂れ梅は、つぼみが膨らみ始めており、そろそろ開花しそうな感じです。
本殿前の鳥居近くに植えられている白梅は、一足早く開花していました。
まだ見ごろには早く3分咲きといった感じです。
ボケも、赤い花を咲かせ始めていますね。
椿は、ピンク色の花をたくさん咲かせていました。
雪がさらに強く降り出したので、いったん手水舎の屋根の下へ。
先ほど見た白梅を、少し遠くから見ると、まだまだ花数が少ないことがわかります。
あと1週間ほど遅くに訪れていれば、白梅は、もっと美しい姿になっていたことでしょう。
手水舎にいる牛。
菅原道真と言えば、牛とも縁がありますね。
雪がやんできたので、そろそろ菅大臣神社から出ましょう。
菅大臣神社の梅は、2月中旬で一部咲き始めていましたが、全体的には開花前でした。
3月初旬以降に参拝すれば、きれいに咲いた梅を楽しめそうです。
この後は、仏光寺に参拝します。
なお、菅大臣神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。