1月中旬に京都市左京区の岡崎神社に参拝した後、北に約3分歩き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)を訪れました。
金戒光明寺は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられることもあり、立派な建物がたくさんあります。
境内も広く、どこも見ごたえがありますね。
冬の境内
金戒光明寺には、市バス停「岡崎神社前」から北に約3分歩くと到着します。
岡崎神社と岡崎別院の間にある細い道を歩き、金戒光明寺の南門をくぐります。
そして、南門から少し北に歩くと蓮池があります。
この日は、午前中は雲が多かったですが、正午から青空が広がり始め明るくなりました。
蓮池のほとりでは、カンザクラと思われる桜がちらほらと咲いていましたよ。
蓮池から西に歩き、山門の前へ。
金戒光明寺に来たら、この山門は見ておきたいですね。
いつもながら雄大な姿をしております。
山門をくぐり、その後ろの石段を上ります。
石段の先には、御影堂(みえいどう)が建ち、その左前には手水舎があります。
手水舎の手水鉢は、花手水となっていて、水面いっぱいに冬の花が飾られていました。
金戒光明寺の花手水がおもしろいのは、手水鉢の縁にたくさんのアヒルがいるところですね。
ヘルメットを被ったアヒルなど、様々な姿のアヒルがいっぱいいるので、見ていて楽しいですよ。
御影堂から眺める景色
それでは、御影堂の中に入ってお参りをしましょう。
堂内には、浄土宗の開祖の法然上人の御影が祀られていますよ。
御影堂は、外から見ても立派ですが、内陣もとても豪華です。
お参りを済ませ、御影堂の廊下から境内を眺めます。
正面を見ると、先ほどくぐった山門が見えます。
御影堂から見下ろすと、山門が小さく感じますね。
東に目をやると阿弥陀堂が見えます。
阿弥陀堂の向こうには、東山も見えますね。
そして、西。
西側には、塔頭(たっちゅう)がいくつも建っているので、それらの屋根ばかりが見えます。
御影堂の廊下に立てられた新撰組の誠の旗。
幕末、金戒光明寺は会津藩の宿所となりました。
新撰組は、会津藩御預かりだったため、隊士たちは金戒光明寺にも出かけることがありました。
御影堂から出て、再び蓮池に戻ります。
そして、墓地の石段を西に上がっていき、三重塔の前にやって来ました。
三重塔からは、西に京都市街を一望できます。
空気は澄み、遠く愛宕山や嵐山も見えましたよ。
金戒光明寺にお参りに来ると、三重塔の前から京都の景色を眺めたくなりますね。
この後は、真如堂に参拝します。
なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。