9月上旬に京都市東山区の粟田神社に参拝した後、近くの尊勝院にも参拝しました。
粟田神社は山の中腹に境内がありますが、尊勝院は、さらにその上に境内があります。
あまり知られていないお寺なので、普段から参拝者が少なく、静かにお参りできます。
人気がない境内
尊勝院には、地下鉄の東山駅から南東に約5分歩き、坂道になっている参道をさらに3分ほど上っていくと到着します。
粟田神社からだと西に2分ほど歩いてから南に曲がれば坂道の参道に入れます。
割と急な坂道で、上るのが疲れます。
わずか3分ほどなのですが、結構な運動になりますよ。
自転車をこいで上がるには、相当な体力が必要でしょうね。
参道わきには、民家などが建ち並んでいますが、徐々にそれもなくなっていき、山の中に入っていきそうな雰囲気になってきます。
そして、境内の入り口に到着。
境内の中央には、お堂が2つ。
人の気配が感じられません。
足元では、ヤブランが紫色の花を咲かせていました。
まずは、本堂にお参りをしましょう。
尊勝院は、青蓮院に属する天台宗のお寺で、保延2年(1136年)に陽範阿闍梨が鳥羽天皇のため尊勝法を行い、その功績により比叡山横川に尊勝坊を賜ったのが始まりです。
後に現在地に移り、尊勝院となります。
本堂に本尊として祀られているのは、おみくじの考案者である元三大師です。
そのため、尊勝院は元三堂とも呼ばれていました。
他にも、笑い不動と呼ばれる不動明王、庚申尊、十一面観音、食べ物に不自由しない米地蔵尊、如意輪観音などが祀られています。
以前は、本堂の前から京都の北側を望むことができたのですが、今はツツジの背が高くなり、よく見えなくなっていました。
スイフヨウがちらほらと花を咲かせています。
スイフヨウは、朝に咲いた白色の花が夕方に赤色に変わる珍しいフヨウです。
9月下旬から10月上旬にかけて、多くの花を咲かせますよ。
ひっそりと立つ3体のお地蔵さま。
境内には立派なイチョウも植えられており、11月になると黄色く染まったきれいな姿を見ることができます。
紅葉の季節でも、ほとんど参拝者がいないので穴場です。
尊勝院からは、華頂山の山頂の将軍塚に行くことができます。
将軍塚には、広々とした舞台を持つ青龍殿があり、そこからの眺望が見事ですよ。
ちなみに尊勝院から青龍殿までは約30分かかります。
そろそろ尊勝院から出ましょう。
入り口の近くには、夏の名残をとどめるハスの大きな葉がありましたよ。
この後は、南禅寺に参拝します。
なお、尊勝院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。