8月下旬に平等寺に参拝した後、北東に約10分歩き、新京極のアーケード街にある錦天満宮に参拝しました。
錦天満宮は、お店が建ち並ぶ場所に建っていることから、お土産を買う旅行者やショッピングで訪れた人たちが立ち寄ることが多いですね。
境内は、狭いのですが、いつも参拝者の姿があります。
錦の水と花手水
錦天満宮には、阪急電車の京都河原町駅から北西に約5分歩くと到着します。
新京極通と寺町通の間に錦天満宮の鳥居が建っているのですが、両端が左右の建物の壁に突き刺さっています。
いつ見ても、面白い光景であります。
入り口にはたくさんの提灯が吊るされています。
この付近は、買い物客が多く人がいない写真を撮るのが難しいのですが、偶然、人の流れがなくなったところで無人の写真を撮ることができました。
入り口には、角が生えている狛犬がいます。
門をくぐるとウシもいます。
このウシは、参拝者に触られすぎて色がはがれています。
それだけ人気があるんですね。
境内には、2ヶ所に手水鉢があり、錦の水が流れ出ています。
錦天満宮でも、最近、多くの寺社で見られるようになってきた花手水を見ることができました。
錦天満宮の花手水は、やや控えめな感じです。
こちらは、ユリの花が添えられた花手水。
手水鉢の向こうには、無人の紙芝居があり、祭神の菅原道真の話を聴くことができます。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
菅原道真は学問の神さまとして有名ですから、頭が良くなるようお願いしておきます。
境内の北側には、いくつか末社が並んでいます。
その中でも、日の出稲荷大明神は、朱色の社殿が目立っています。
お稲荷さんですから、商売繁盛を祈願しておきましょう。
木にたくさん吊るされている丸いものは、大願梅です。
本殿の壁には、御神馬の絵馬が奉納されています。
最近は、神社で神馬を見ることが少なくなっています。
錦天満宮のような境内が狭い神社だけでなく、広々とした神社でも神馬を見ることはほとんどないですね。
境内には人がいなくなっていました。
以前は、海外からお越しの方がたくさんお参りに来ていましたが、今は全くと言っていいほど見かけません。
かつての賑わいが戻って来るのは、いつになるのでしょうか。
境内が混雑しないのは、参拝者にとって良いことではあるんですけどね。
この後は、染殿院に参拝します。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。