7月上旬に京都市東山区の法住寺にハスを見に行った後、智積院(ちしゃくいん)に参拝しました。
智積院は、四季折々の植物を見ることができるお寺で、夏は、キキョウやハスが花を咲かせます。
梅雨が明け、本格的な夏がやって来たので、そろそろキキョウとハスが良い具合に咲いていることでしょう。
参道の風景
智積院には、京阪電車の七条駅から七条通を東に約7分歩くと到着します。
市バスだと、「東山七条」からすぐです。
智積院の入り口にやって来ると、頭上に白雲が浮かんでいました。
夏らしい空ですね。
智積院の参道わきには、たくさんのキキョウの花が咲いていました。
このところ、暑い日が続いたためか、花に元気がないような気がします。
それでも、花数が多かったので、参道わきは緑色と青色のきれいな線が出来上がっていましたよ。
参道を東に歩いていくと金堂が建っています。
金堂は工事を行っていたのですが、どうやら完成したようです。
それでは、金堂にお参りをしましょう。
金堂から見る夏の境内も爽やかですから、お参りの後はじっくりと見ておきたいですね。
ハスが見ごろ
金堂の南側には、明王殿があります。
金堂と明王殿の間の池では、ハスがピンク色の大きな花を咲かせていました。
ハスの花びらは、透明感があるので、見ているだけで涼しくなりますね。
金堂を見上げると、柱に白い象がいました。
今まで何度も智積院に参拝していますが、この像に気づいたのは今回が初めてです。
見慣れた景色でも、新たな発見があるものですね。
金堂の裏側にやって来ました。
こちらには、紫陽花園があり、毎年梅雨になるとたくさんのアジサイが赤色や青色の花を咲かせます。
すでに梅雨が明けた京都ですが、智積院のアジサイはまだ咲いていました。
でも、さすがに花はカラカラに乾燥したようになっていました。
6月中には、アジサイを見に来るべきでしたね。
境内の南側に建設中の展示・収蔵庫は、外観が出来上がっていました。
完成は、令和5年(2023年)とのことですから、まだ先です。
展示・収蔵庫の近くの鐘楼堂付近は、いつもながらにコケとカエデの緑がきれいでした。
コケは、少し乾燥しているでしょうか。
カエデは、新緑の時期を終え緑色が濃くなっています。
そろそろ智積院から出ることに。
智積院のハスは、7月中は見ごろを保っていそうです。
キキョウは、9月上旬までは見られると思いますよ。
この後は、大谷本廟にハスを見に行きます。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。