秋深まる法然院で見る紅葉・2021年

11月中旬に京都市左京区の真如堂に紅葉を見に行った後、北東に10分ほど歩き、法然院に参拝しました。

法然院は、哲学の道の少し東に建ち、情緒があるお寺として人気があります。

特に晩秋には、しみじみとした趣のある紅葉を見られることから、参拝する人が多いですね。

紅葉が進む境内

法然院には、市バス停「南田町」から東に徒歩約5分で到着します。

入り口にやってくると、カエデの葉がうっすらと紅葉していました。

入り口

入り口

法然院は、日当たりがあまりよくないので、紅葉の進みが遅いです。

石段を上って左に曲がりまっすぐ進むと、茅葺屋根の山門が見えてきます。

山門

山門

この山門が参拝者に人気で、私が訪れた日も、順番待ちで写真撮影をしていました。

山門をくぐると、砂でできた長方形の白沙段が2つあります。

白沙段と紅葉

白沙段と紅葉

白沙段の近くの紅葉は、比較的よく進んでいました。

でも、まだ青葉も残っています。

法然院の紅葉は、鮮やかな赤色になることは珍しく、赤茶色のように色づきます。

それが、しみじみとした情緒を感じさせるんですね。

白沙段には、モミジが描かれていましたよ。

白沙段の模様

白沙段の模様

白沙段を過ぎ、池の近くにやって来ました。

池のほとりのカエデも、オレンジ色に染まっています。

池と紅葉

池と紅葉

池には、モミジが散り、秋の深まりも感じますね。

本堂の近くの紅葉は、きれいな赤色になっていました。

本堂の屋根と紅葉

本堂の屋根と紅葉

法然院にあるカエデの中で、最も鮮やかに紅葉するのが、このカエデではないでしょうか。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の近くの門と一緒に見る紅葉。

門と紅葉

門と紅葉

門には、何やら昆虫が描かれています。

石碑の近くに散ったモミジを見ていると、そろそろ秋の終わりを感じます。

石碑と散り紅葉

石碑と散り紅葉

今年の京都は、10月中旬まで暑かったので、秋が一気に過ぎていった気がしますね。

境内全体を見渡すと、まだまだ紅葉の見ごろには早い状況です。

境内

境内

毎年、法然院の紅葉は遅めなので、これから紅葉狩りに行っても遅くありません。

白沙段と山門と紅葉を一緒に眺めます。

白沙段と山門と紅葉

白沙段と山門と紅葉

この付近も写真撮影をする人たちで混んでいましたよ。

私が法然院を訪れた日は、意外と人が多かったです。

紅葉は、見ごろに入ってきたばかりで、この様子だと12月5日頃まで紅葉を楽しめそうです。

この後は、南禅寺に紅葉を見に行きます。

なお、法然院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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