7月下旬に京都市左京区の檀王法林寺(だんのうほうりんじ)に参拝しました。
檀王法林寺は、三条大橋の近くに立つ浄土宗のお寺です。
比較的交通の便が良い場所にあることから、よく訪れます。
三条門の前で咲くサルスベリ
檀王法林寺の最寄り駅は、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅です。
駅から三条通に出ると、すぐに檀王法林寺の三条門が現れます。
三条門の前では、赤色のサルスベリが咲いていました。
サルスベリの花を見ると、本格的な夏がやってきたなと感じますね。
檀王法林寺のサルスベリは、すでに見ごろを迎えており、枝先にはたくさんの花びらが密集し、まるでイチゴ味のかき氷のような姿になっていましたよ。
夏の境内の風景
三条門をくぐり、参道を北に歩きます。
参道わきでは、ネムノキに花が咲いていました。
楼門を過ぎ、本堂の前にやってきました。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の前のハスは、花が咲いていませんでした。
そろそろ見ごろかなと思ったのですが、すでに見ごろ時期が過ぎ、終わりに近づいているようです。
境内の西側の川端門近くに植えられているフヨウも、花が萎れています。
このフヨウの花はとても大きいのですが、萎れてしまうと、なんとも小さく寂しい姿になりますね。
アジサイは、まだ花を咲かせていましたが、すべて緑色になっています。
アナベルでしょうね。
見ごろになると花が真っ白になるのですが、今は、その面影がありません。
境内の東側の寺務所の近くでは、真っ白なムクゲの花が咲いていました。
ムクゲも、夏によく見る花ですね。
8月に入ってからも、きれいな花を咲かせていることでしょう。
本堂にお参りをしたので、そろそろ境内から出ることに。
再び参道を歩いて三条門に向かおうとしたところ、謎のキャラクターが置かれているのに気づきました。
ネコでしょうか。
檀王法林寺は、主夜神(しゅやじん)のお使いの黒招き猫が有名です。
江戸時代中期に主夜神尊の銘を刻んだ招福猫が作られていたそうで、民衆にも受け入れれらていたとのこと。
黒色で右手を挙げた右手招き猫は、寺社関連の招き猫としては最古のものと言われています。
上のキャラクターは、右手招き猫とは違うようですが、ネコつながりで、参道に置かれているのかもしれませんね。
来る時に見たサルスベリをもう一度見上げて、檀王法林寺を後にしました。
この後は、要法寺に参拝します。
なお、檀王法林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。