6月下旬に下御霊神社に茅の輪をくぐりに行った後、近くにある京都御苑の中を歩きました。
京都御苑は、京都市上京区にある大きな敷地で、中には京都御所があります。
江戸時代には、多くの公家の屋敷が建ち並んでいましたが、今は京都市民の憩いの場となっています。
観光で訪れる人も多いですね。
新しくなった間ノ町口
京都御苑の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅、または今出川駅です。
今回は、丸太町通に面する堺町御門から京都御苑に入ります。
堺町御門は、京都御苑の南側にあります。
丸太町通を歩いていると非常に暑く感じたのですが、京都御苑の中に入ると、そよ風が吹き涼しさを感じました。
夏の京都は暑いですが、京都御苑は比較的涼しいですね。
堺町御門から西に歩きます。
さすがに日向を歩くのは暑いので、木陰を歩きます。
九条池は工事をしていました。
九条池のほとりのサルスベリがきれいな拾翠亭も工事中です。
建礼門前大通りには、ほとんど人がいません。
人が歩いていても、広大なため、あまり目立たないんですけどね。
堺町休憩所で、少し休んでいきましょう。
石でできたイスがあるので座ります。
休憩所には、飲み物の自動販売機やトイレがありますよ。
休憩所の中に風が入ってきて涼しいですね。
あまりの心地よさに居眠りしそうになります。
京都御苑の南東角の間ノ町(あいのまち)口にやってきました。
ちょっと前まで工事をしていたのですが、今は新しくなり、入り口付近には枯山水庭園のようなものができていました。
京都御苑内は、砂利道になっているのですが、間ノ町口から閑院宮邸跡までの100メートルほどはバリアフリーとなっていて歩きやすいです。
砂利道を歩くのは、足に負担がかかりますから、バリアフリーは助かりますね。
間ノ町口から北に歩き、出水の小川にやってきました。
いつ見ても、出水の小川は清らかであります。
アカマツが、たくさんの枝を真横に伸ばしていました。
梅林はすっかり深い緑色となり、夏が近づいているのを感じさせます。
梅林を抜け、さらに北に歩くと、中立売休憩所があります。
中立売休憩所は数年前に改修され、今の姿になっています。
以前は、昭和の雰囲気を感じさせる休憩所だったのですが、現在は、洒落たレストランとなり、京都御苑を見渡しながら食事をしたり飲み物を飲んだりできます。
建物の外側にもイスやテーブルが置かれ、誰でも無料で休憩できるようになっていますよ。
まだ、新しくなった中立売休憩所に入ったことがありません。
またの機会に休憩所の中にも入ってみましょう。
梅雨の京都御苑は、人が少なくのんびりとしていました。
最近は、コロナウイルスの影響で、海外からの旅行者が激減しているため、しばらくは京都御苑内の人が少ない日が続きそうです。
この後は、相国寺にハスとタチアオイを見に行きます。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。