石清水八幡宮の初夏の風景・2021年

4月下旬。

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。

石清水八幡宮には、約1ヶ月前に桜を見に来ています

例年だと、遅咲きの八重桜がまだ残っているころですが、今年は、桜の開花が早かったことから、石清水八幡宮の桜は散り果て、すっかり初夏の風景に変わっています。

展望台からの眺め

石清水八幡宮の最寄り駅は、京阪電車の石清水八幡宮駅です。

駅からは、ケーブルに乗車して男山の山上に向かうのが便利です。

歩いて男山に上ることもできますが、15分から20分くらいはかかります。

石畳の参道の両脇は、木々の緑色に覆われていました。

参道

参道

灯籠がたくさん並んでいますね。

参道の奥には南総門が建っています。

そして、南総門をくぐると、その先に本殿が建っています。

それでは、本殿にお参りをしましょう。

本殿とオオクスノキ

本殿とオオクスノキ

本殿の横に植えられているオオクスノキは、楠木正成が植えたものと伝えられています。

石清水八幡宮の神域には、立派なクスノキが何本も植えられていますよ。

本殿に参拝した後は、展望台に向かいます。

展望台の新緑

展望台の新緑

展望台もカエデの新緑がきれいですね。

この日は、晴れていたので、カエデの葉が透き通るような黄緑色でした。

展望台からは、京都市、宇治市、長岡京市、大山崎町などの街並みを一望できます。

京都タワーも、はっきりと見えますよ。

京都タワー

京都タワー

こちらは京都競馬場。

京都競馬場

京都競馬場

現在、京都競馬場は改修工事が行われており、スタンドの半分ほどが解体されていました。

工事は、2023年の春まで続きます。

初夏の花

展望台の下へ。

こちらには、ケーブルの駅があります。

駅の近くでは、ツツジが白色や赤色の花をたくさん咲かせ、満開になっていました。

ツツジ

ツツジ

ひっそりと、アヤメも咲いています。

アヤメ

アヤメ

小さな真っ白い花を咲かせているのは、クリサンセマムです。

クリサンセマム

クリサンセマム

季節は、春から初夏へと進み、石清水八幡宮では、さまざまな色の花を見ることができました。

駅の近くには、竹細工も展示されていますよ。

竹細工

竹細工

丸いボールのような形をした竹細工がぶら下がっています。

八幡市の竹は、エジソンが白熱電球のフィラメントに使ったと言われています。

今でも、男山には、たくさんの竹があり、春には石清水八幡宮付近で、タケノコの販売も行われますよ。

裏参道から下山します。

裏参道は、表参道よりも石段が急なので、上るのは大変です。

下る際も、転ばないように注意しながら、ゆっくりと石段を下りていきましょう。

石段を下りると、駐車場があります。

駐車場を北に歩くと、頓宮(とんぐう)があり、さらに頓宮を過ぎると放生池があります。

放生池のほとりでは、紫色のフジの花がたくさん咲いていましたよ。

放生池の藤

放生池の藤

初夏の石清水八幡宮は、参拝者はいるものの、混雑することはありません。

今の季節は、新緑や花を静かに見ながら境内を歩くことができますよ。

この後は、背割堤に新緑を見に行きます。

なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。