2月3日の初午の日に伏見稲荷大社に参拝し、お山めぐりをしました。
奥社奉拝所から三ツ辻までやって来た後、さらに稲荷山を登ります。
次に向かうのは四ツ辻です。
田中社神蹟
三ツ辻からは、石段が多くなります。
千本鳥居の中を歩き、稲荷山をどんどん登っていきます。
千本鳥居を抜けた先にお店が現れます。
稲荷山には、いたるところにお店が設置されているので、お山めぐりで疲れた時には休憩できます。
トイレも、いくつかありますよ。
お店から少し石段を上ると、京都市街を望める場所にやって来ます。
ここからは、京都市の南と西の街並みを見下ろせます。
京都市南区や伏見区は、高速道路が走っていたり、マンションが建ち並んでいたりするので、京都市中心部から北とは違った景色を見ることができます。
京都は古風な印象がありますが、このように近代的な場所も多いのです。
四ツ辻までやって来ました。
ここにもお店があり、多くの参拝者が休憩していましたよ。
四ツ辻からも京都市街を眺めることができますから、お茶などを飲みながら休憩すると良いでしょう。
四ツ辻には、田中社神蹟へと続く石段があります。
石段を上っていきましょう。
田中社神蹟は、稲荷山の荒神峰に位置する七神蹟のひとつです。
社殿に祀られているのは権太夫大神です。
社殿の周りには、たくさんのお塚が所狭しと並んでいます。
奉納された鳥居の足元を見ると、雛形あきこさんの名が書かれていました。
タレントの雛形あきこさんでしょうか。
それとも同姓同名の方でしょうか。
田中社神蹟から、さらに奥に行くと御幸奉拝所があるのですが、行くのを忘れていました。
御幸奉拝所は、またの機会にお参りしましょう。
ちなみにこの後、山頂を1周しますが、再び四ツ辻に戻って来るので、帰りに御幸奉拝所に行くことができますよ。
眼力社の狐
四ツ辻から東へ向かい、時計回りに山頂を1周します。
所要時間は約30分です。
しばらくは平たんな道が続くので歩くのが楽です。
鳥居に混ざって社殿も建っています。
眼力社にやってきました。
眼力社の鳥居の横には、逆立ちしたキツネがいますよ。
キツネは、竹の筒を口にくわえており、その先端から水が流れ出ています。
伏見稲荷大社のキツネがくわえているものは4種類なのですが、この竹筒は4種類には含まれません。
竹筒をくわえたキツネを見られるのは、お山めぐりをした人へのご褒美ですね。
眼力社は、その名から想像できるように眼病が良くなると伝えられています。
先見の明が授かるとも信仰されていますよ。
眼力社の近くのお店では、ロウソクやお供えが販売されています。
なお、眼力社には公式サイトが用意されているので、ご覧になってください。
この後は、御膳谷奉拝所に向かいます。