1月中旬。
京都市左京区の宗忠神社に参拝した後、東に3分ほど歩いて真如堂を訪れました。
真如堂は、春の桜の時期や秋の紅葉の時期に多くの観光客や旅行者の方が訪れますが、その他の季節は人が少なく落ち着いて参拝できます。
真冬は特に人が少ないですね。
境内は冬の景色
真如堂には、市バス停「錦林車庫前」から西に5分ほど歩くと到着します。
境内の西側に建つ赤門の近くでは、ナンテンが赤い実を付けていました。
ナンテンを見ると、お正月らしさを感じます。
赤門をくぐって駐車場にやってきました。
私が真如堂を訪れた時は、小雨が降っており、境内はとても寒かったです。
参道を進み、三重塔の下までやって来ると、雪が薄く積もっていました。
早朝に降った雪は、午前中には雨に変わったため、京都の積雪は少なかったです。
そのため、どこも地面の一部が白くなっている程度しか積もりませんでした。
大原まで行くと、もっと雪が積もっていたでしょうね。
三重塔の近くに建つ手水屋の前にも、雪が少しだけ積もっています。
本堂の前にやってきました。
木々の枝には葉が付いておらず、まさに冬のお寺といった景色であります。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂にお参りを済ませて振り返ると、曇り空を背景に三重塔が見えます。
小雨が降っていたこともあり、境内には誰もいません。
本堂の北側に行くと、コケの上に雪が積もっていました。
砂利の上よりも、コケや草の上の方が雪は融けにくいようですね。
雪は、境内の所々に積もっていました。
境内一面が真っ白になるには、一晩中、雪が降る必要がありそうです。
京都の冬は寒いと言われますが、雪が降る日は、他県の方が想像するよりも少ないと思います。
京都市中心部やその周辺だと、なかなか雪が積もりません。
本堂の南側の参道にやってきました。
この辺りは、ほとんど雪が残っていません。
コケの緑色が雨に濡れて、さらにしっとりとして見えます。
人があまり歩かない場所では、雪が融けずに残っています。
雪の近くの供養塔が、とても冷たそうに見えました。
触ると手がカチカチになりそうですね。
雪が降った日の真如堂は、誰も参拝する人はおらず、境内は静寂に包まれていました。
自分の足音が境内に響くほど静かで、紅葉の時期の混雑が嘘のように思えましたよ。
この後は、金戒光明寺に参拝します。
なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。