12月初旬。
京都市左京区の寂光寺に参拝しました。
寂光寺は、囲碁の本因坊ゆかりのお寺として知られています。
観光で訪れる人は、あまり多くありませんが、本堂の前にカエデが植えられているので晩秋には紅葉を見ることができます。
見ごろの紅葉と見ごろ前の紅葉
地下鉄三条京阪駅から北東に6分ほど歩くと、寂光寺の山門の前に到着します。
山門は仁王門通に面し、北向きに建っています。
山門をくぐって境内に入り、参道を南に向かって歩きます。
そして、境内の中央付近までやってきたところで東に曲がると本堂が建っています。
本堂の前では、紅葉が見ごろを迎えていました。
本堂の頭上には青空が広がり、1本の飛行機雲が長く伸びています。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の前から紅葉を眺めます。
カエデは3本植えられているのですが、本堂に近い場所のカエデは、まだ黒色と緑色が混ざったような状態で紅葉が進んでいませんでした。
本堂から一番遠いカエデは、枝先がきれいに紅葉しているんですけどね。
寂光寺には、過去にも何度か紅葉を見に来ていますが、見ごろ前のことが多かったです。
なので、今回は、12月に入ってから寂光寺を訪れました。
12月初旬でも、まだ見ごろを迎えていない紅葉があることから、もうちょっと遅く参拝しても良かったかもしれません。
寺務所の近くでは、菊が並べられていました。
椿も花を咲かせています。
そして、ナンテンは、赤い実をたくさん付けていました。
さすがに12月に入ると、境内の景色は冬っぽくなってきますね。
本堂の屋根と一緒に見る紅葉。
太陽の光の当たり方で、モミジの色が違って見えます。
京都の紅葉は、北の方は早めに見ごろを迎えますが、中心部から南は遅めに見ごろを迎えるところが多いです。
紅葉と言えば11月の印象がありますが、京都市中心部から南にかけては、12月に入ってから紅葉を見に行った方が良い場合があります。
寂光寺も、その一つですね。
逆光で見ると、モミジがさらに赤く見えます。
この日の寂光寺には、私の他に2人しか参拝者がいませんでした。
短時間でしたが、静かな境内で、のんびりと紅葉を見ることができましたよ。
寂光寺の紅葉は、長ければ12月13日頃まで見られそうです。
この後は、知恩寺に紅葉を見に行きます。
なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。