10月21日に京都市左京区の平安神宮に参拝した際、神苑を鑑賞しました。
南神苑を見た後、西神苑にやってきました。
西神苑は初夏のハナショウブがとても美しい庭園です。
10月に西神苑を見るのは今回が初めてですね。
西神苑に残るスイレン
西神苑は、中央に白虎池と呼ばれる池が配されています。
周囲の木々の緑が水面に映っているのがきれいですね。
池の近くに立つと、コイがよく寄ってくるのですが、この日はやってくる気配がありませんでした。
白虎池の西側には出島、北側には平安神宮の神苑で唯一の滝があります。
また、白虎池の西の築山には、茶室の澄心亭(ちょうしんてい)が建っています。
今まで、澄心亭に入ったことはありません。
外から眺めるだけです。
池の中央を見ていると、1つだけスイレンが咲いているのを見つけました。
10月も下旬なのにまだ咲いているスイレンがあるとは思いませんでしたよ。
白虎池では、カモが泳いでいました。
今の時期は、人が少ないので、カモものんびりとしていますね。
西神苑の北側にやってきました。
この辺りで、ハナショウブがたくさん咲くのですが、今は植えられたばかりの稲のような状態です。
水際では、アオサギが魚を狙っています。
獲物に狙いをつけたのか、全く動きません。
中神苑の風景
西神苑を見た後は、中神苑に進みます。
中神苑も、西神苑と似た造りになっており、中央に蒼龍池と呼ばれる池が配されています。
蒼龍池は、5月のカキツバタ、初夏から夏にかけてのスイレンが見どころです。
近年は、中神苑のスイレンの数が減っていますが、京都市内の他のスイレンの名所と比較しても、割と多くのスイレンを見られますね。
風がない穏やかな日だったこともあり、蒼龍池には波が立たず、水面にきれいな青空が映っていました。
蒼龍池には、三条大橋と五条大橋の橋脚を使った飛石式の臥龍橋があり、渡ることができますよ。
渡る際は、池に落ちないように注意してください。
中神苑の南東には茶店があります。
茶店で休憩しながら、のんびりと神苑の風景を眺めるのも良いですね。
池周囲に植えられた木々の緑もきれいです。
中神苑の南東の出口付近から、蒼龍池を眺めます。
水面には、真っ白な雲と爽やかな青空が映っていましたよ。
中神苑を見た後は、東神苑に向かいます。