9月初旬。
賀茂川のほとりの遊歩道をのんびりと歩き、出雲路橋に行きました。
出雲路橋のたもとには、数本のサルスベリの木が植えられており、8月から9月にかけて花を咲かせます。
サルスベリの見ごろは、8月中旬頃ですが、割と花が咲いている期間が長いので、9月に入っても楽しめますね。
秋らしくなった空とサルスベリ
京阪電車の出町柳駅から、賀茂川を北に向かって歩くこと約15分で、出雲路橋に到着します。
賀茂川は、鴨川と表記するのが一般的ですが、かつては、出町柳より上流を賀茂川、下流を鴨川と区別していました。
出雲路橋までやってくると、頭上に秋らしい空が広がっていました。
8月は非常に暑かった京都ですが、9月に入って、一気に秋めいてきました。
まだ最高気温が30度を超えていますが、風が涼しくなっているので、京都を歩いていても疲れにくいですね。
サルスベリが植えられているのは、出雲路橋の北西です。
ピンク色のサルスベリが、まだきれいに咲いていますね。
このサルスベリは背が低いのですが、花数が多く、華やかでした。
サルスベリの向こうには、比叡山が見えます。
視線を下に向けると賀茂川の流れ。
この日は雲が多い空でしたが、太陽が姿を見せると、再び夏が戻ってきたかのような暑さに変わります。
それにしても、真っ白な雲が爽やかであります。
サルスベリの奥には、大文字山も見えましたよ。
この日は、空気が澄んでいたので、「大」の字もくっきりと見えました。
足元には、ハトがいっぱい。
ここで、エサをあげる人がいるのでしょうか。
それにしても、すがすがしい景色であります。
深い青色の空に浮かぶ真っ白な雲。
その下に見える比叡山。
眺めているだけで、心が和みます。
2本並んだサルスベリの間から見上げる空もきれいです。
9月の京都は、雨の日が多くなりますが、晴れの日には、爽やかな景色を見ることができますよ。
出雲路橋のサルスベリは、花数が減り始めていたので、9月上旬で見ごろを終えそうです。
下鴨神社や植物園に観光で訪れた際は、出雲路橋にも足を伸ばしてはいかがでしょうか。
この後は、上善寺に参拝します。