6月上旬に京都市左京区の頂妙寺にサツキを見に行った後、仁王門通を東に3分ほど歩き、寂光寺に参拝しました。
寂光寺は、本因坊ゆかりのお寺で、囲碁をされる方には知られていると思いますが、それ以外の方には、あまり馴染みがないお寺でしょう。
私は、過去に何度か寂光寺に参拝していますが、境内に参拝者がいたことはほとんどありません。
さて、この時期の寂光寺では、境内でサツキが花を咲かせます。
今回の参拝は、そのサツキを見ることが目的です。
無人の境内で咲くサツキ
寂光寺には、京阪電車の三条駅、または地下鉄の三条京阪駅から北東に5分ほど歩くと到着します。
北向きに建つ寂光寺の山門前にやってきました。
山門をくぐると、きれいに舗装された参道が現れます。
境内は、駐車している車が多く、お寺にしては近代的な景色です。
それでも、本堂の周囲は、お寺らしい雰囲気がありますよ。
では、本堂にお参りをしましょう。
参道脇では、キンシバイが黄色い花をたくさん咲かせていました。
お目当てのサツキも、境内のいろんな場所で多くの花を咲かせています。
鐘楼を背景に見るサツキは、初夏のお寺らしさを感じますね。
木陰に隠れるようにして咲いているサツキ。
灯籠の足元でも、サツキが花を咲かせています。
寂光寺のサツキは、ピンク色の花を咲かせているものが多かったですが、中には白色の花を咲かせているものもありました。
ただ、白色のサツキは、あまり花が咲いていません。
白色と言えば、クチナシもたくさんの花を咲かせ見ごろとなっていました。
寂光寺のクチナシは、きれいに手入れされているので、形が整っていましたよ。
本堂前の松の下でも、ピンク色のサツキが咲いています。
寂光寺では、サツキが見ごろを迎えていましたが、私以外に参拝者はいませんでした。
寂光寺は、少しわかりにくい場所に建っているので、観光や旅行で東山三条付近を訪れても、気づかない方が多いのでしょうね。
周囲には、比較的大きなお寺が多く建っているのですが、どこも人が少な目です。
この後は、岡崎神社にサツキを見に行きました。
なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。