5月下旬に京都市東山区の豊国神社に参拝した後、南東に5分ほど歩いて法住寺を訪れました。
法住寺は、後白河法皇ゆかりのお寺として知られています。
そして、今の時期は、そろそろサツキが咲き始める頃です。
ちらほらと咲くサツキ
法住寺の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅からは、七条通を東に5分ほど歩いて、三十三間堂を過ぎたところで南に曲がって少し歩けば法住寺の山門前に到着します。
山門をくぐって境内へ。
境内は無人です。
普段から、参拝者は多くないので、人がいないのはそれほど珍しいことではありません。
サツキは、予想していたよりも咲いていませんでした。
緑の葉に混ざって、ちらほらと咲いている程度ですね。
早いものでアジサイも咲き始めていましたよ。
赤色と白色の花が混ざって咲くサツキ。
サツキは、赤色やピンク色の花をよく見かけますが、白色の花もきれいですね。
プランターのハスは、葉だけの状態。
花が咲きだすのは1ヶ月後くらいからでしょうね。
八重紅枝垂れ桜は、緑色の葉で覆われていました。
それでは、不動堂の中に入ってお参りをしましょう。
法住寺は天台宗のお寺で、永祚元年(989年)に藤原為光が、その夫人と娘の菩提を弔うために建立したのが始まりです。
その後、保元3年(1158年)に後白河天皇が、当地を院の御所と定め上皇として住まい、三十三間堂や長講堂を造営しました。
不動堂に祀られている身代り不動尊像は、後白河天皇が守護仏として崇めていたものです。
かつては広大な境内を有していた法住寺ですが、現在は、コンビニ2つ分程度まで狭くなっています。
また、境内の東には後白河天皇の御陵もあるので、法住寺に参拝した際は、こちらにも立ち寄ると良いでしょう。
龍宮門近くのサツキも、チラホラと咲いている程度でした。
龍宮門から外に出ます。
カエデは、日に焼けて赤色になっている葉が目立ち始めていました。
いつの間にか、新緑の季節が過ぎようとしています。
法住寺のサツキは、6月上旬に見ごろを迎えそうです。
法住寺の参拝後は、隣の養源院にも参拝しようと思ったのですが、門が閉ざされていました。
向かいの三十三間堂も拝観を休止していました。
緊急事態宣言は解除されましたが、京都の観光名所は、まだ拝観を再開していないところが目立ちます。
この後は、智積院にサツキを見に行きます。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
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