初夏の淀水路を歩く・2020年

4月末に京都市伏見区の淀水路を訪れました。

淀水路は、3月に見ごろを迎える河津桜が有名で、私も毎年のように見に行っています。

でも、河津桜が咲いていない時期は、ほとんど訪れたことがありませんね。

ということで、初夏はどのような風景を見せてくれるのかと期待しながら、淀水路に向かいました。

青葉の河津桜

淀水路には、京阪電車の淀駅から南に5分ほど歩くと到着します。

淀水路の西の端にやってきました。

淀水路の入り口

淀水路の入り口

青葉をたくさん付けた河津桜の並木が、初夏らしいですね。

それでは、淀水路脇の道を歩きながら、東に歩きましょう。

河津桜を間近で見ると、サクランボが付いていました。

サクランボ

サクランボ

実は小さいですね。

大きくなって、おいしいサクランボになるのでしょうか。

少し日が西に傾き始めた時間帯。

淀水路沿いの河津桜が日差しを浴び黄緑色に輝いています。

河津桜の並木

河津桜の並木

初夏の花たち

河津桜の並木は、淀水路の東の端まで続きます。

途中、公園では、赤色のハナミズキが満開になっていました。

ハナミズキ

ハナミズキ

4月下旬から5月上旬にかけては、ハナミズキも美しいですね。

ツツジも、花を咲かせ見ごろ。

ツツジ

ツツジ

木全体が赤色の花で埋め尽くされるのは、もう少し先になりそうです。

八重紅枝垂れ桜は、上の方に花が残っているだけ。

終わりかけの八重紅枝垂れ桜

終わりかけの八重紅枝垂れ桜

下の方は、河津桜と同じように青葉がたくさんついています。

足元に目をやれば、紫色のショカツサイがたくさん咲いています。

ショカツサイ

ショカツサイ

オオアラセイトウ、ムラサキハナナ、シキンソウなどの別名を持つショカツサイは、紫色の他に赤色や白色の花も咲かせますよ。

池では、コウホネが咲いていました。

コウホネ

コウホネ

葉が大きいため、黄色い花があまり目立ちません。

赤色のセキチクと青色のネモフィラもいっぱい咲いていました。

セキチクとネモフィラ

セキチクとネモフィラ

こちらはワスレナグサです。

ワスレナグサ

ワスレナグサ

青色の小さな花がたくさん咲いています。

中心が黄色い星形をしていますよ。

青色の他に紫色、赤色、白色のワスレナグサもあります。

初夏の淀水路では、河津桜の新緑の他に様々な草花を見ることができました。

3月には、多くの旅行者や観光客の方が訪れますが、初夏は近所の人が散歩をしている程度です。

静かに水路沿いの道をのんびりと歩きたい方は、初夏に淀水路を訪れると良いでしょう。

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