4月末に京都市伏見区の淀水路を訪れました。
淀水路は、3月に見ごろを迎える河津桜が有名で、私も毎年のように見に行っています。
でも、河津桜が咲いていない時期は、ほとんど訪れたことがありませんね。
ということで、初夏はどのような風景を見せてくれるのかと期待しながら、淀水路に向かいました。
青葉の河津桜
淀水路には、京阪電車の淀駅から南に5分ほど歩くと到着します。
淀水路の西の端にやってきました。
青葉をたくさん付けた河津桜の並木が、初夏らしいですね。
それでは、淀水路脇の道を歩きながら、東に歩きましょう。
河津桜を間近で見ると、サクランボが付いていました。
実は小さいですね。
大きくなって、おいしいサクランボになるのでしょうか。
少し日が西に傾き始めた時間帯。
淀水路沿いの河津桜が日差しを浴び黄緑色に輝いています。
初夏の花たち
河津桜の並木は、淀水路の東の端まで続きます。
途中、公園では、赤色のハナミズキが満開になっていました。
4月下旬から5月上旬にかけては、ハナミズキも美しいですね。
ツツジも、花を咲かせ見ごろ。
木全体が赤色の花で埋め尽くされるのは、もう少し先になりそうです。
八重紅枝垂れ桜は、上の方に花が残っているだけ。
下の方は、河津桜と同じように青葉がたくさんついています。
足元に目をやれば、紫色のショカツサイがたくさん咲いています。
オオアラセイトウ、ムラサキハナナ、シキンソウなどの別名を持つショカツサイは、紫色の他に赤色や白色の花も咲かせますよ。
池では、コウホネが咲いていました。
葉が大きいため、黄色い花があまり目立ちません。
赤色のセキチクと青色のネモフィラもいっぱい咲いていました。
こちらはワスレナグサです。
青色の小さな花がたくさん咲いています。
中心が黄色い星形をしていますよ。
青色の他に紫色、赤色、白色のワスレナグサもあります。
初夏の淀水路では、河津桜の新緑の他に様々な草花を見ることができました。
3月には、多くの旅行者や観光客の方が訪れますが、初夏は近所の人が散歩をしている程度です。
静かに水路沿いの道をのんびりと歩きたい方は、初夏に淀水路を訪れると良いでしょう。