4月上旬に京都市上京区の妙覚寺と善明院の桜を見た後、南に3分ほど歩き、妙顕寺(みょうけんじ)に参拝しました。
妙顕寺には、境内に多くの桜が植えられており、毎年4月上旬に見ごろを迎えます。
今年は、桜が早くに開花したので、そろそろソメイヨシノは見ごろの終盤に差し掛かっていそうですが、八重紅枝垂れ桜は良い具合に咲いていることでしょう。
本堂裏側の桜
妙顕寺には、地下鉄鞍馬口駅から西に10分ほど歩くと到着します。
いつもは、南側の山門から境内に入るのですが、今回は北側から境内に入ることに。
北側から境内に入ると、本堂の裏側にやってきます。
ソメイヨシノが満開ですね。
やや散り始めていましたが、まだ十分に見ごろを保っています。
大玄関付近の八重紅枝垂れ桜も見ごろを迎え、青空の下で、紅色の花を美しく咲かせていました。
本堂裏側の勅使門付近のソメイヨシノは、やや散りが盛んで、寂しい姿になり始めていました。
勅使門の東側の寿福院塔とソメイヨシノ。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
境内のカエデは、若葉を付け、透明感のある黄緑色になっていました。
見ごろの八重紅枝垂れ桜
境内の西側に植えられている八重紅枝垂れ桜も見ごろですね。
私が、妙顕寺を訪れた日は、近所の方たちが境内でのんびりとお花見をしていましたよ。
満開の八重紅枝垂れ桜の奥に見えるのは、三菩薩堂。
妙顕寺は日蓮宗のお寺で、三菩薩堂には、宗祖の日蓮聖人、日朗上人、日像上人を祀っています。
参道を南に歩きます。
南側の山門から外に出ると、2本の八重紅枝垂れ桜が美しい姿を見せてくれました。
この八重紅枝垂れ桜を見るためだけに訪れた人もおり、門前では記念撮影をしていましたよ。
上の写真の左側の八重紅枝垂れ桜の方が咲き始めるのが早く、花の色がやや白くなり始めていました。
右側の八重紅枝垂れ桜は、まだ紅色が濃く、ちょうど満開になったばかりのようでしたよ。
妙顕寺の山門前の八重紅枝垂れ桜は、とても華やかで、道行く人が見とれて立ち止まる気持ちがよくわかりますね。
妙顕寺は、西陣界隈では、最も桜が華やかですが、訪れる人は少な目です。
静かに桜を観賞したい方は、4月に妙顕寺にお参りをすると良いでしょう。
この後は、本法寺に桜を見に行きます。
なお、妙顕寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。