4月初旬。
京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、木津川が淀川に合流する地点にある堤防で、1.3kmに渡ってソメイヨシノがたくさん植えられています。
春になると、ソメイヨシノが一斉に花を咲かせ、堤防の上には薄紅色のトンネルができあがります。
近年、背割堤は知名度が上がり、毎年4月に多くの旅行者や観光客の方が訪れるようになっていますね。
人が少ない堤防の道
背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅から北に7分ほど歩くと到着します。
入り口付近の枝垂れ桜が、見ごろを迎えていました。
そして、ソメイヨシノも満開になっています。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、背割堤の中は一方通行になっています。
行きは堤防の上の遊歩道を歩き、帰りは堤防の下の遊歩道を歩いて戻ります。
なお、バーベキューや宴会も中止となっています。
堤防の上の遊歩道は、桜が満開になると混雑するのですが、今年は人がとても少なかったです。
入り口付近は、人が多めでしたが、先に進むほど人が減っていきます。
桜並木と芝生
背割堤の西端までやってきました。
ここで、堤防の下に降ります。
堤防の下から見上げる桜並木は、いつもながら見事な景色です。
堤防の南側を歩く人が多いですが、私は北側を歩くのが好みです。
人が少なく、桜並木がどこまでも続いているかのような風景。
芝生の斜面と桜並木。
奥に見えるのは天王山です。
途中で堤防の南側へ。
南側は、平らな芝生が桜並木の下に広がります。
芝生の隣には、遊歩道があり歩きやすくなっていますよ。
芝生の上には、散った桜も見られました。
前日の夜に雨が降り、風も強かったことから、散ってしまったようです。
私が訪れた日も、時折雨が降り、風が吹くこともありましたから、その影響で散った花もあったでしょう。
でも、雨でできた水たまりに桜並木が映っているのは、とてもきれいでしたよ。
このような景色は、滅多に見られないですね。
桜並木を眺めながら、入り口付近に戻ってきました。
桜並木の奥には、赤色の御幸橋が見え、頭上では青空も広がり始めていましたよ。
背割堤の桜は、4月5日までは見ごろを保っていそうです。
今年は人が少ないので、背割堤の桜を落ち着いて観賞できますよ。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。