12月下旬に京都市上京区の護王神社に参拝した後、南に少し歩き、菅原院天満宮神社にも参拝しました。
菅原院天満宮神社は、その名からもわかるように学問の神さまの菅原道真を祀っています。
そろそろ高校入試や大学入試が近づくことから、合格祈願にお参りをする学生さんも増えてきそうです。
本殿にお参り
菅原院天満宮神社の最寄り駅は、地下鉄丸太町駅です。
駅からは、烏丸通を北に3分ほど歩くと、菅原院天満宮神社に到着します。
入り口の神門には、亥年の絵馬がかかっています。
この絵馬を見られるのも、残りわずかです。
神門をくぐると、左手に手水鉢があるので、ここで手と口を清めます。
神門からまっすぐ進み、石段を上ると境内の開けた場所があります。
ここに南向きに本殿が建っています。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
菅原院天満宮神社は、菅原道真が誕生した邸宅跡と伝わっています。
祭神として祀られているのは道真だけでなく、その祖父の清公(きよきみ)と父の是善(これよし)も祀られています。
清公は、嵯峨天皇、淳和天皇、仁明天皇に仕え、是善は、文徳天皇と清和天皇に仕えました。
栄職にあったので、邸宅も受け継ぎ住まわれ、菅原院と呼ばれていました。
本殿の左には、梅丸大明神を祀る社殿があります。
梅丸大明神にはお参りの作法があります。
まず手を合わせてお参り。
そして、社殿の前に置かれている石を手で撫でます。
最後に身体の悪い所をさすります。
病気平癒や癌封じのご利益があるとされていますよ。
梅丸大明神の社殿の横には、絵馬もたくさんかかっていました。
師走の境内の景色
本殿にお参りを済ませた後は、社務所近くにある菅原道真が産湯に使ったと伝えられている井戸へ。
以前は涸れていたのですが、再び井戸水が出るようになりました。
産湯の井戸の近くには、黄色いセンリョウの実がたくさん。
境内には、名水を汲めるように蛇口も設置されています。
私も以前に汲ませてもらったことがありますよ。
神門近くでは、赤色のセンリョウの実もなっていました。
センリョウの実を見ると、京都も冬に入ったなと感じますね。
この後は、六角堂にお参りに行きます。
なお、菅原院天満宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。