12月初旬に京都市伏見区の瑞光寺の紅葉を見た後、南に7分ほど歩き、真宗院(しんじゅういん)を訪れました。
真宗院には9月にも参拝しており、その時に参道に多くのカエデが植えられていることを知りました。
きっと晩秋には、きれいに紅葉するのだろうなと思いながらお参りをしたことを思い出し、今回、再び真宗院に参拝することにしました。
参道で見ごろとなった紅葉
真宗院の最寄り駅は、京阪電車の藤森駅です。
駅からは、東に8分ほど歩くと真宗院の山門の前に到着します。
山門はいつも閉まっていますが、その脇の通用口が開いているので、ここから中に入れます。
山門から東に参道を歩くと、奥に南向きに中門が建っています。
この中門の先の参道に多くのカエデが植えられているんですよね。
では、中門をくぐりましょう。
参道の両脇のカエデは、12月に入ってましたが、見ごろを保っていました。
ただ、下に目をやると、散っているモミジが多く、ゆっくりと紅葉が終わりに近づいているようです。
参道を北に歩きながら、左右の紅葉を観賞します。
カエデの葉は、赤く色づいているものが多かったですが、中には緑色の葉も残っていました。
全ての葉が赤くなるのでしょうか、それとも、あまり紅葉せずに散ってしまうのでしょうか。
参道脇に並ぶカエデの中で、一番北側に植えられていたものは、特に鮮やかに紅葉していました。
このカエデは、日当たりが良いので、きれいに紅葉したようです。
参道の奥に本堂が建っているので、お参りをしましょう。
本堂の前に植えられている背の低いカエデも、美しく紅葉していました。
このカエデが大きく育つのはいつになるのでしょうか。
きっと、大きくなっても、きれいに紅葉することでしょう。
真宗院のカエデは、参道以外には植えられていないようです。
真宗院が建つ辺りは、旅行や観光で訪れる人がほとんどいません。
そのため、真宗院も、私以外は誰もいませんでした。
紅葉の穴場ですね。
最後にもう一度参道の紅葉を眺めます。
中門から外に出ると、ナンテンが赤色の実をたくさん付けていました。
ナンテンの実を見ると、冬が近づいているのを感じます。
山門の近くでは、センリョウも黄色い実を付けていましたよ。
12月初旬の真宗院では、まだ紅葉が見ごろを保っていました。
もう少し遅くに参拝した方が、もっときれいに紅葉していたかもしれません。
京都の有名な紅葉の名所は、ほとんど訪れたという方は、晩秋に真宗院を参拝してはいかがでしょうか。
なお、真宗院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。