4月上旬に京都市上京区の石像寺の桜を見た後、東に10分ほど歩いて妙蓮寺に参拝しました。
妙蓮寺には、毎年10月に咲き始め、翌年4月8日に満開となる御会式桜(おえしきさくら)やソメイヨシノが植えられており、今の時期は境内が華やかになります。
桜が美しいお寺なのですが、知っている人が少ないため、桜が見ごろを迎える時期でも境内が混雑することはないですね。
御会式桜は見ごろ過ぎ
妙蓮寺は、市バス停「堀川寺ノ内」から西に2分ほど歩いた辺りに建っています。
南の入り口の山門前では、八重桜が満開になっていました。
八重桜が満開になるとボリューム満点ですね。
山門をくぐり境内に入ります。
御会式桜は、本堂の右前に植えられています。
しかし、すでに御会式桜は見ごろを過ぎ、枝に残っている花がわずかとなっていました。
私が妙蓮寺を訪れたのは、4月8日だったので、予定では御会式桜が満開のはずなのですが、今年は早くに散ってしまいました。
満開の御会式桜を見れなかったのは残念です。
では、本堂にお参りをしましょう。
満開のソメイヨシノ
妙蓮寺では、境内の西側に立派なソメイヨシノが数本植えられています。
どのソメイヨシノも、満開見ごろであります。
空が曇っていたので、ソメイヨシノの美しさが伝わりにくい写真になってしまいました。
ソメイヨシノの下から、無数の薄紅色の花越しに本堂を眺めます。
本堂の北側に建つ庫裡の前では、八重紅枝垂れ桜もきれいに咲いていましたよ。
八重紅枝垂れ桜はほぼ見ごろですが、まだ、これから華やかになりそうな感じでした。
境内では、レンギョウも黄色い花をたくさん咲かせていました。
レンギョウや菜の花のように黄色く咲く花は、桜と調和しますね。
本堂の左前に立つ日蓮聖人の像の後ろのソメイヨシノが満開。
そのソメイヨシノに近づき、枝先の花を観賞。
もう一度、本堂の西側へ。
遠目で見ると、満開のソメイヨシノの薄紅色の花が、宙に浮かんでいるようであります。
最後にソメイヨシノと本堂を眺めて、妙蓮寺の境内から出ました。
妙蓮寺のソメイヨシノは、私が訪れた日が見ごろの最盛期だったのではないでしょうか。
雨が降ったり、風が吹いたりすると、ソメイヨシノはあっという間に散ってしまいそうです。
八重紅枝垂れ桜は、4月13日くらいまでは見ごろを保っていると思います。
なお、妙蓮寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。