2月下旬に京都市中京区の誠心院に参拝した後、新京極通を南に少し歩いて錦天満宮を訪れました。
錦天満宮の境内では、今の時期に梅が咲きます。
梅の本数は、少な目ですが、京都市中心部の繁華街で観梅できるのは貴重であります。
2月も終わりが近づいているので、そろそろきれいに咲いた梅を見られるのではないでしょうか。
咲き始めて間もない梅
錦天満宮の最寄り駅は、阪急電車の河原町駅です。
駅を出て、新京極通を北に3分ほど歩けば錦天満宮の入り口に到着します。
錦天満宮から錦小路通(にしきのこうじどおり)を少し西に進むと、石造りの鳥居が建っています。
この鳥居、両側のビルの壁に突き刺さっているのがおもしろいのです。
錦天満宮に参拝する時は、忘れずに見ておきましょう。
境内の入り口には、たくさんの提灯が奉納されています。
新京極通の賑やかな場所に建っている錦天満宮は、いつも、入り口の前で旅行者や観光客の方が記念撮影をしています。
特に海外からお越しの方と修学旅行生が多いですね。
それでは、境内に入り、中央に建っている本殿にお参りをしましょう。
錦天満宮に祀られているのは、学問の神さまの菅原道真です。
頭が良くなるようにお願いしておきましたよ。
菅原道真が祀られている神社には、だいたい梅の木が植えられています。
そのため、どこに梅を見に行こうか迷った時は、菅原道真が祀られている神社を探すと良いでしょう。
本殿にお参りを済ませ、末社が多く並ぶ境内の北側へ。
白太夫神社の近くでは、白梅と紅梅が咲いていました。
どちらも咲き始めて間もないのか、花の数は少な目でした。
それでも、紅白の花がそろって咲いているときれいですね。
紅梅と一緒に見る社殿。
本殿の奥にもっと色の濃い紅梅があるのですが、こちらは、ほとんど咲いていませんでした。
白梅は、割と多くの花を咲かせていますが、それでも満開には、まだ時間がかかりそうです。
末社の近くには、水盤があり、いつもきれいな花が飾られています。
木の枝に結ばれたたくさんの球体は、大願梅です。
今年も多くの受験生が、錦天満宮に訪れ合格祈願をしたのでしょうね。
この時期は、枝に吊るされている大願梅の数も多いです。
入り口近くにいる牛の頭。
牛の向こうでは、薄いピンク色の梅の花も咲いていました。
色が薄い梅の花は可憐ですね。
錦天満宮の梅は、3月上旬に見ごろを迎えそうで、3月中旬までは楽しめそうな感じでしたよ。
なお、錦天満宮の詳細は以下のページを参考にしてみてください。