2月上旬に京都市東山区の知恩院に参拝しました。
知恩院は、東山を代表する大きな寺院で、東山観光に訪れた旅行者や観光客の方で、いつも賑わっています。
でも、境内が広大なので、混雑することは滅多にありません。
冬は、京都を訪れる人が少なくなる季節ですから、知恩院も他の季節と比較すると人が少な目です。
とは言え、無人ということはないんですけどね。
ほとんど無人の境内
知恩院には、京阪電車の祇園四条駅から東に10分ほど歩くと到着します。
地下鉄だと東山駅から南に徒歩約5分です。
知恩院の入り口には、大きな三門が建っています。
いつもは、三門の前で記念撮影している方が多いのですが、この日は、とても人が少なかったです。
三門をくぐって男坂を上り、境内に入ることもできますが、石段がきついので、南側の女坂から境内に入ることに。
女坂では、サザンカが赤色の花を咲かせていましたが、花が汚れ始めており、そろそろ見ごろを終えようとしていましたよ。
境内に入ると、中央に大きな御影堂(みえいどう)が建っています。
御影堂の修復工事は、ほとんど終了しているようですが、まだ正面の囲いが残っていました。
それにしても、人が少ないですね。
冬とは言え、御影堂前が無人に近い状態になるのは珍しいです。
御影堂の西側に建つのは、阿弥陀堂です。
今回は、阿弥陀堂にお参りをしましょう。
阿弥陀堂は、知恩院第2世勢観房源智上人が、境内の北東に建立したのですが、宝永7年(1710年)に現在地に移築されました。
明治に入って、いったん取り壊されましたが、明治43年(1910年)に再建されて現在にいたります。
中には、2.8メートルもある金色の阿弥陀さまが座禅をくんでいらっしゃいます。
それでは、阿弥陀さまにお参りです。
阿弥陀堂の前では、白梅が咲き始めていました。
まだ花数が少なく、見ごろを迎えるのは2月中旬以降になりそうです。
白梅の近くの桜は、花が少なくなっていました。
昨年の12月には満開に近い状態だったのですが。
阿弥陀堂の南に建つ朱色の宝塔は、七百五十万霊塔です。
青空に朱色が生えます。
七百五十万霊塔の前にある手水鉢。
ハスの花から流れ出す水は、とても清らかに見えます。
御影堂の前を通り、境内の東側へ。
ここには経蔵が建っています。
経蔵の奥に見える檜皮葺の屋根の建物は、大方丈です。
方丈庭園を鑑賞するには拝観料が必要です。
今回は拝観しませんでしたが、春に拝観した時は枝垂れ桜がきれいでしたよ。
それにしても、この日の知恩院は人が少なかったです。
いつもなら、海外からお越しの方の姿を見かけるのですが、無人に近い状況です。
中国では、大型連休に入り、京都旅行に訪れる方が増えていると思うのですが。
境内の南側に建つ鐘楼の近くにやって来ました。
大きな梵鐘が吊られた鐘楼は迫力がありますが、上の写真は黒く写っているため、梵鐘がよくわかりませんね。
この後は、鐘楼の南側から知恩院を出て円山公園に入りました。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。