1月8日に京都市東山区の恵美須神社に参拝した後、その少し南に建つ禅居庵を訪れました。
禅居庵は、建仁寺の塔頭(たっちゅう)で、本堂に摩利支天を祀っています。
摩利支天は、イノシシを眷属として従えていることから、禅居庵の境内にはイノシシがたくさんいます。
今年は、亥年なので年明けの早い時期に禅居庵にお参りしておくと、良いことがありそうです。
イノシシだらけの境内
禅居庵には、京阪電車の祇園四条駅から南東に徒歩約6分で到着します。
大和大路通に面する入り口の前にやって来ました。
入り口には、お寺を守るように狛イノシシがいます。
境内に入ると、正月らしく白色、赤色、黄色、緑色、紫色の幕がかかっています。
普段は、参拝者が少ない禅居庵ですが、亥年の正月ということもあって、この日は境内が多くの参拝者で賑わっていましたよ。
小さなイノシシ。
先頭にいる2頭のイノシシは土鈴で、後続のイノシシはおみくじです。
ミニイノシシも大群になれば、こんなに存在感があります。
摩利支尊天と書かれたのぼりの先に建つのは本堂です。
それでは、本堂に祀られている摩利支天にお参りをしましょう。
開運、勝利祈願にご利益があるそうですから、今年1年は運の良い年となってくれることでしょう。
境内の西側にある建物の中を覗いてみると、小さな社がいくつか並び、その前にキツネがいました。
どうやら鎮守としてお稲荷さんを祀っているようですね。
こちらにも、商売繁盛を祈願しておきましょう。
亥年の開運の絵馬が、いくつもかかっていました。
きっと、絵馬を奉納された方も良い1年になることでしょう。
手水屋にもイノシシがいますよ。
口から水を流してくれています。
空に向かって吠えるイノシシ。
足には、たくさんのおみくじが結ばれており、包帯をしているのかと思いました。
境内では、サザンカが所々で咲いていました。
白色の花だけでなく赤色の花も咲いており、冬の境内を少しだけ華やかにしていましたよ。
京都市内には、禅居庵と同じく摩利支天を祀っている本法寺があり、こちらの境内にも狛イノシシがいます。
また、神社だと護王神社もイノシシが有名ですね。
亥年の今年は、禅居庵だけでなく、これらの寺社にもお参りをしておくと良いでしょう。
なお、禅居庵の詳細については以下のページを参考にしてみてください。