元日に乃木神社に初詣・2019年

元日に京都市伏見区の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に初詣に行った後、東に10分ほど歩いて乃木神社を訪れました。

乃木神社に元日に初詣に行くのは今回が初めてです。

普段は、境内にほとんど人がいないのですが、元日はどうでしょうか。

1年間の幸福を祈願

乃木神社の最寄り駅は、JR桃山駅です。

駅からは、東に徒歩約5分で乃木神社の表門の前に到着します。

表門

表門

表門の外からでも境内に人がたくさんいるのがわかります。

さすがに元日なので、普段のように静かなわけがないですね。

表門をくぐり境内に入ります。

そして、本殿へ。

本殿の前には100人ほどの列ができていました。

本殿

本殿

私が本殿にお参りをするまで、10分ほど待ちました。

御香宮神社では、1時間以上並びましたから、これくらい平気です。

それでは、本殿にお参りをしましょう。

乃木神社は、明治の陸軍大将乃木希典(のぎまれすけ)を祀っている神社です。

西南戦争では国旗を鹿児島兵に奪われ、日露戦争では旅順要塞の攻撃で多大な犠牲を出したことから、乃木希典は指揮官として無能だったと言われることがあります。

ところが、実際は有能な指揮官で、当時、国内外で高く評価されていました。

ちなみに乃木神社のご利益は武運長久、子供守護です。

本殿の近くには、栗の絵馬が奉納されていました。

栗の絵馬

栗の絵馬

勝栗ということですね。

また、本殿の近くに建つ末社には、「全てに勝ちま栗」と刻まれており、勝運を授けてくれますよ。

全てに勝ちま栗

全てに勝ちま栗

本殿の南側に建つ朱色の社は、山城ゑびす神社です。

山城ゑびす神社

山城ゑびす神社

この山城ゑびす神社も、なかなかおもしろく、社殿の前には、「幸せに成り」と書かれた鯛がいます。

幸せに成り鯛

幸せに成り鯛

幸せになりたい方は、この鯛に触れて祈願してください。

乃木神社は、このようにダジャレの利いたご利益を授けてくれるので、参拝すると楽しい気分になりますね。

境内は、お正月らしく初詣客でいっぱいです。

境内

境内

授与所も、お守りや御朱印を授かろうとする人が多いですね。

毎年、1月1日から15日まで、伏見五福めぐりが行われており、乃木神社もその中のひとつです。

数量限定の専用の色紙は1枚1,000円、御朱印は各寺社300円です。

5ヶ所の御朱印すべて集めると、干支の土鈴がもらえますよ。

ちなみに乃木神社では、複数の御朱印が用意されており、お正月限定の御朱印も数種類ありましたよ。

口を開けたライオン。

ライオン

ライオン

このライオンは、エサをあげるとお腹を壊すそうです。

なので、口の中に物を入れないようにしましょう。

お神酒が振る舞われていたので、私もいただくことに。

お神酒

お神酒

乃木神社がある伏見は、酒蔵で有名な町です。

このお神酒も、きっと伏見の名酒なのでしょう。

境内では、ナンテンが赤い実をつけていました。

ナンテン

ナンテン

ナンテンは、難を転じて福となす縁起の良い木。

元日からナンテンを見たので、きっと、良い1年になることでしょう。

なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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