元日に京都市伏見区の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に初詣に行った後、東に10分ほど歩いて乃木神社を訪れました。
乃木神社に元日に初詣に行くのは今回が初めてです。
普段は、境内にほとんど人がいないのですが、元日はどうでしょうか。
1年間の幸福を祈願
乃木神社の最寄り駅は、JR桃山駅です。
駅からは、東に徒歩約5分で乃木神社の表門の前に到着します。
表門の外からでも境内に人がたくさんいるのがわかります。
さすがに元日なので、普段のように静かなわけがないですね。
表門をくぐり境内に入ります。
そして、本殿へ。
本殿の前には100人ほどの列ができていました。
私が本殿にお参りをするまで、10分ほど待ちました。
御香宮神社では、1時間以上並びましたから、これくらい平気です。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
乃木神社は、明治の陸軍大将乃木希典(のぎまれすけ)を祀っている神社です。
西南戦争では国旗を鹿児島兵に奪われ、日露戦争では旅順要塞の攻撃で多大な犠牲を出したことから、乃木希典は指揮官として無能だったと言われることがあります。
ところが、実際は有能な指揮官で、当時、国内外で高く評価されていました。
ちなみに乃木神社のご利益は武運長久、子供守護です。
本殿の近くには、栗の絵馬が奉納されていました。
勝栗ということですね。
また、本殿の近くに建つ末社には、「全てに勝ちま栗」と刻まれており、勝運を授けてくれますよ。
本殿の南側に建つ朱色の社は、山城ゑびす神社です。
この山城ゑびす神社も、なかなかおもしろく、社殿の前には、「幸せに成り」と書かれた鯛がいます。
幸せになりたい方は、この鯛に触れて祈願してください。
乃木神社は、このようにダジャレの利いたご利益を授けてくれるので、参拝すると楽しい気分になりますね。
境内は、お正月らしく初詣客でいっぱいです。
授与所も、お守りや御朱印を授かろうとする人が多いですね。
毎年、1月1日から15日まで、伏見五福めぐりが行われており、乃木神社もその中のひとつです。
数量限定の専用の色紙は1枚1,000円、御朱印は各寺社300円です。
5ヶ所の御朱印すべて集めると、干支の土鈴がもらえますよ。
ちなみに乃木神社では、複数の御朱印が用意されており、お正月限定の御朱印も数種類ありましたよ。
口を開けたライオン。
このライオンは、エサをあげるとお腹を壊すそうです。
なので、口の中に物を入れないようにしましょう。
お神酒が振る舞われていたので、私もいただくことに。
乃木神社がある伏見は、酒蔵で有名な町です。
このお神酒も、きっと伏見の名酒なのでしょう。
境内では、ナンテンが赤い実をつけていました。
ナンテンは、難を転じて福となす縁起の良い木。
元日からナンテンを見たので、きっと、良い1年になることでしょう。
なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。