10月12日。
寺町通で行われている藤袴祭を見に行ってきました。
北は丸太町通付近、南は二条通付近まで寺町通沿いにフジバカマがたくさん並ぶようになって、2018年は4年目です。
開催期間は10月11日から14日まで。
周辺の寺社でもフジバカマが並び、秋らしい風景を楽しむことができます。
歩道に並ぶフジバカマ
京阪電車の神宮丸太町駅から丸太町通を西に歩き、河原町丸太町の交差点にやってきました。
ここには、御所東小学校があり、その歩道に多くのフジバカマが並んでいます。
近くを通りかかった人は、沿道に並ぶフジバカマを見るために立ち止ります。
たくさん並んだフジバカマにカメラを向ける人もいましたよ。
丸太町通をさらに西に歩き寺町丸太町までやって来ました。
ここから寺町通を北に向かって歩きます。
洛陽教会の入り口近くにもフジバカマがありましたが、数は少な目でした。
藤袴祭の期間中は、源氏藤袴会が主催する藤袴祭スタンプラリーも行われています。
藤袴祭の13会場のどこかで台紙を入手し、10ヶ所以上の会場でスタンプを押すと、もれなく参加賞がもらえます。
また、13会場すべてのスタンプを集めた方には、毎日抽選で1名に特別賞がプレゼントされます。
私も、途中からスタンプを集め始めましたが、6ヶ所だけしか押すことができませんでした。
洛陽教会にも、スタンプが設置されていますよ。
洛陽教会から少し北に歩くと新島会館があります。
その入り口近くにもフジバカマが並んでいました。
新島会館は、同志社大学を創立した新島襄の邸宅があった場所にあります。
10月13日と14日には、館内で建物を紹介する映像が流されますよ。
入場は無料です。
こちらは京都市歴史資料館の入り口付近です。
綿のようなフジバカマの花。
京都御苑の中にある白雲神社も、藤袴祭の会場となっていましたが、フジバカマの数は少なかったです。
20年前に京都市西京区の大原野で、絶滅危惧種のフジバカマの原生種が発見され、その後、KBS京都のキャンペーンで拡がりをみせ、年に1回、藤袴祭が開催されるようになりました。
原生種のフジバカマは、花が白っぽく、色が薄いのが特徴的です。
再び寺町丸太町にやってきました。
そして、今度は南に歩きます。
横井小楠(よこいしょうなん)殉節地の石碑とフジバカマ。
横井小楠は、幕末に坂本竜馬など多くの志士に影響を与えた学者でしたが、明治初期にここで暗殺されています。
寺町通は、丸太町通から二条通までの間が最もフジバカマの数が多かったです。
この間には、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)や行願寺もあり、どちらも藤袴祭の会場として賑わっていましたよ。
下御霊神社では、10月13日午前11時から午後4時まで、雅会による琵琶などの奉納演奏が行われます。
また、行願寺では、13日と14日に茶席も出るそうですよ。
ぜひ、10月13日と14日に京都にお越しの際は、寺町通の藤袴祭も見てください。