初秋に参拝した最勝院・2018年

9月中旬に京都市左京区の南禅寺に参拝した後、近くの最勝院にも訪れました。

南禅寺には、多くの観光客や旅行者の方が訪れますが、最勝院は、それほど人が多くありません。

少しわかりにくい場所に建っているから、南禅寺に参拝しても気づかない人が多いのでしょうね。

サルスベリが咲く境内

最勝院の最寄り駅は、地下鉄蹴上駅です。

駅から北東に5分ほど歩き南禅寺の境内に入って、参道を東に進むと水路閣が現れます。

水路閣

水路閣

この水路閣をくぐって、上り坂を1分ほど歩くと最勝院の参道の前に到着します。

水路閣の近くには、「駒ヶ瀧不動尊最勝院」と刻まれた石碑が置かれており、最勝院の方向を示す矢印も刻まれています。

駒ヶ瀧不動尊最勝院

駒ヶ瀧不動尊最勝院

最勝院の参道にやってきました。

参道

参道

参道の左側にはカエデ、右側にはサルスベリが植えられています。

サルスベリは、まだ赤色の花を咲かせています。

山門をくぐって境内へ。

境内にもサルスベリが植えられており、その後ろに本堂が建っています。

境内

境内

それでは、本堂にお参りをしましょう。

ここ最勝院が建つ地は、駒道智大僧正の霊地で、本堂には駒道智大僧正が祀られています。

境内のサルスベリは、花数が少なくなっており、そろそろ見ごろを終えそうな感じです。

サルスベリ

サルスベリ

サルスベリの木の下を見ると、同じ木から松が生えているのがわかります。

この松は、サルスベリの木に松の種が落ちて生えたそうで、縁結びの松と呼ばれています。

縁結びの松

縁結びの松

さらにサルスベリの木の下をじっくり見ると、カエデも同じ木から生えているのに気づきました。

サルスベリ、松、カエデが一体になっているのは珍しいですね。

境内に置かれた石。

石

灯籠の頭の部分なのでしょうか。

五輪塔の一部にも見えます。

本堂の前に植えられているカエデは、葉が青々としていました。

本堂とカエデ

本堂とカエデ

まだ赤く色づき始める気配がありません。

今年は、どのような紅葉を見せてくれるのでしょうか。

境内には、カラカラに乾燥したアジサイも残っていました。

アジサイ

アジサイ

あまり日が当たらない場所なので、アジサイが長く咲き続けたのでしょうね。

参道脇のサルスベリは、上の方にまだ多くの花が残っています。

サルスベリと屋根

サルスベリと屋根

とは言え、花にボリュームがないので、本堂前のサルスベリと同じく、そろそろ見ごろを終えそうです。

私が、最勝院を訪れた時、10人ほどの参拝者がいました。

普段はもっと少ないのですが、偶然、人が多い時にお参りしたようです。

なお、最勝院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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