7月10日に祇園祭前祭の山鉾建てを見た後、新京極に建つ錦天満宮に参拝しました。
新京極近くを歩いていると、錦天満宮に立ち寄りたくなりますね。
この日は、何か行事が行われていたわけではありませんが、旅行者の方たちが錦天満宮前で記念撮影しているのを見て、なんとなくお参りしようと思った次第です。
からくりおみくじと紙芝居ロボット
錦天満宮には、阪急電車の河原町駅から北西に5分ほど歩くと到着します。
錦天満宮が建つ新京極通も、この時期は、祇園祭の雰囲気を感じることができますね。
たくさんの提灯がかかる錦天満宮の入り口。
境内に入ると、正面に本殿が建っています。
本殿には、学問の神さまの菅原道真が祀られています。
そのため修学旅行生の参拝も多いのですが、この日は学生さんの姿が見当たりませんでした。
時期的に京都に修学旅行で訪れる学校が少ないのかもしれませんね。
それでは本殿にお参りをしましょう。
夏の暑い日に錦の水を見ると、気分だけでも涼しくなれます。
境内には、蛇口があるので錦の水を持ち帰ることもできますよ。
本殿の北側にやって来ました。
こちらには末社がいくつか建っていますが、今回は、日之出稲荷神社にお参りです。
祭神として祀られている倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は、五穀豊穣や商売繁盛のご利益を授けてくれます。
農業関係者はもちろんのこと、会社勤めの方や自営業の方も商売繁盛を祈願しておきたいですね。
木にぶら下がっている丸い球は大願梅です。
願い事を書いて大願梅の中に入れ、木に吊るすか持ち帰るとご利益があるのだとか。
本殿の北側には、「商売繁盛」や「試験合格」などのご利益スタンプが設置されています。
護摩木や絵馬、おみくじに押印し、ご利益をお願いします。
自筆だときれいな文字がなかなか書けませんから、このようなスタンプはありがたいですね。
本殿脇のカエデの葉がきれいな緑色をしていました。
京都市内のカエデの木は、そろそろ上の方の葉が黄色く焼けてきていますが、錦天満宮のカエデはまだ全体が緑色を保っていましたよ。
本殿近くと境内の南側には、からくりおみくじが設置されています。
人が近づくと自動で獅子舞が躍り出します。
そして、お金を入れると獅子舞がおみくじを運んできてくれます。
こちらは紙芝居ロボットです。
ボタンを押すと紙芝居が始まります。
私が境内にいる間は、祭神の菅原道真のことが解説されていましたよ。
錦天満宮は、それほど広くないのですが、いつも旅行者や観光客の方で賑わっています。
最近は、特に外国人旅行者のお参りが目立つようになっていますね。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。