7月初旬。
京都市伏見区に建つ伏見稲荷大社に参拝しました。
伏見稲荷大社は、全国に3万社ある稲荷社の総本宮です。
近年は、外国人旅行者に大人気となっており、テレビや雑誌などのメディアに多く採り上げられていますね。
境内を散策
伏見稲荷大社の最寄り駅は、JRの稲荷駅です。
稲荷駅を出れば目の前に大きな朱色の鳥居が建っているので、そこが伏見稲荷大社の入り口だとすぐにわかります。
京阪電車だと、伏見稲荷駅から東に徒歩約5分です。
第一鳥居をくぐり参道を歩きます。
そして、第二鳥居の前に来ると、大勢の旅行者の方が記念撮影をしていました。
第一鳥居でも記念撮影をしている人が多いのですが、第二鳥居と後ろの楼門前での記念撮影が最も盛んですね。
楼門の前には鍵をくわえたキツネがいます。
伏見稲荷大社のキツネは口にいろんな物をくわえていますよ。
キツネの姿も様々なので、どのような姿をしているのかを見て歩くのも楽しいです。
楼門をくぐり、外拝殿(げはいでん)を過ぎ、本殿の前にやってきました。
伏見稲荷大社は、和銅4年(711年)2月初午の日に稲荷大神を稲荷山に祀ったのが始まりです。
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全のご利益を授けてくれると広く信仰されています。
それでは、本殿にお参りです。
商売繁盛を祈願しておきましたよ。
本殿の北側の授与所の近くでは、小さな朱色の鳥居がたくさん吊るされています。
これは、伏見稲荷大社の絵馬です。
伏見稲荷大社は、無数の鳥居が建ち並ぶ千本鳥居も有名です。
海外からお越しの方は、この千本鳥居をくぐるのが目当てのようです。
その千本鳥居をくぐって、しばらく歩き、奥社奉拝所にやって来ました。
ここも参拝者が多いですね。
ざっと見た感じだと、半分以上が海外からお越しの方のようで、日本人観光客の方が少ない感じでした。
聞こえる言葉も、英語、中国語、韓国語と様々で、馴染みのない言語も聞こえてきましたよ。
伏見稲荷大社にお参りに来るたびに国際化が進んでいるなと感じますね。
奥社奉拝所では、キツネ型の絵馬がたくさん奉納されています。
これは、願掛け絵馬です。
キツネの顔には、参拝者が目や口を描いています。
奥社奉拝所から、お山めぐりに向かう人もいます。
お山めぐりは、1周するのに2時間くらいはかかります。
梅雨明け前とは言え7月に入った京都は暑さが厳しいので、お山めぐりはせず、千本鳥居をくぐって戻ることに。
そして、お山めぐりの出口付近にやって来ました。
お山めぐりの出口付近には、2017年12月にできた休憩所「啼鳥菴(ていちょうあん)」があります。
啼鳥菴には、テラス席もあり、北側の八島ヶ池を眺めることができます。
八島ヶ池の周囲には、カエデが多く植えられていたので、紅葉の時期に訪れると美しい風景を見れそうですよ。
近年、外国人旅行者が急増している伏見稲荷大社は、京都の観光名所の中でも国際色豊かな場所です。
京都らしさを感じる朱色の社殿と多くの外国人旅行者の姿が、独特の雰囲気を作り出していますよ。
なお、伏見稲荷大社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。