7月初旬に京都市東山区の東福寺のハスを見た後、近くの勝林寺に参拝しました。
勝林寺は、東福寺の塔頭(たっちゅう)で、東福寺と同じく夏になると境内でハスが咲きます。
7月に入ったことですから、勝林寺のハスも、そろそろ咲き始めているはずです。
境内で咲くハス
勝林寺には、JRまたは京阪電車の東福寺駅から南東に5分ほど歩くと到着します。
入り口の石段脇には、毘沙門天と書かれた青色ののぼりがたくさん立っていました。
石段を上り境内へ。
そして本堂にお参りです。
勝林寺は、天文19年(1550年)に創建されました。
仏法と北方を守護する毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」とも呼ばれています。
境内にはコケが敷き詰められており、その上に多くのカエデが植えられています。
そして、所々にハスが植わった鉢が置かれています。
薄紅色のハスの花が、咲き始めていました。
訪れた時刻が正午過ぎだったので、閉じているハスがあります。
もう少し早い時間帯だと、花が開いていたかもしれませんね。
白色のハス。
こちらは、花がしっかりと開いています。
花弁が落ちてしまっている花もありました。
たくさんの花弁を持つハスの花。
並んでいるハス。
右側のハスの花は、桃のようであります。
私が勝林寺を訪れた日は、雲が多めでしたが晴天でした。
そのため、日差しが強く、肌がとても暑かったです。
ハスの花も、葉を日傘にして日差しから隠れていましたよ。
手水鉢のアジサイ
晴天なのに小雨が降ってきたので、手水屋で雨宿りすることに。
キツネの嫁入りだなと思いながら、雨が止むのを待ちます。
手水屋の手水鉢には、アジサイの花が添えられていました。
何とも涼しげなアジサイであります。
7月に入ってアジサイは、乾燥し始めているのですが、勝林寺の手水鉢のアジサイは、とてもみずみずしい姿をしていました。
水をはじく花弁は清涼感がありますね。
境内の石の上にいるナマズは、アジサイとは対照的に強い日差しを浴びて熱そうな姿をしていましたよ。
触ったらヤケドしそうです。
勝林寺は、それほど大きなお寺ではありませんが、最近では御朱印が人気で、参拝者が以前よりも増えている感じです。
私が訪れた日も、参拝者が何人かいましたよ。
勝林寺のハスは、7月いっぱいはきれいな姿を見せてくれているのではないでしょうか。
なお、勝林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。